70年代からのソウル~AORマナーやシティ・ポップの系譜を踏襲したメロウなフィーリング、そして国内外のDJからフックアップされるグルーヴィーなサウンドで注目を集めるイハラカンタロウ待望の最新アルバムがついにリリース! (C)RS
JMD(2023/04/04)
70年代からのソウル~AORマナーやシティ・ポップの系譜を踏襲したメロウなフィーリング、そして国内外のDJからフックアップされるグルーヴィーなサウンドで注目を集めるイハラカンタロウ待望の最新アルバムがリリース決定!
ジャンルやカテゴリにとらわれない膨大な音楽知識や造形の深さでFM番組やWEBメディアでの海外アーティスト解説やイベント、DJ BARでのミュージックセレクターなどミュージシャンのみならず多方面で活躍するイハラカンタロウが、前作『C』から2年を越える歳月を費やした渾身のフルアルバムをついに完成!
世界的なDJ、プロデューサーとしても知られるジャイルス・ピーターソンのBBCプレイリストにも入るなど海外、国内ラジオ局でのヘヴィ・プレイから即完&争奪戦となったWeldon Irvineによるレア・グルーヴ~フリー・ソウルクラシック「I Love You」(M7)日本語カバーや、サウスロンドンのプロデューサーedblによるremixも話題となったスタイリッシュ・メロウ・ソウル「つむぐように (Twiny)」(M2)といった先行シングルに加えて、新進気鋭のトランペッター"佐瀬悠輔"が艶やかなホーンを聴かせるオーセンティックなソウルナンバー「Baby So in Love」(M3)、現在進行形のルーツ・ミュージックを体現する"いーはとーう゛"の菊地芳将(Bass)、簗島瞬(Keyboards)らが臨場感溢れるパフォーマンスを披露した極上のグルーヴィー・チューン「アーケードには今朝の秋」(M4)、そして自身のユニット"Bialystocks"でも華々しい活躍を続ける菊池剛(Keyboard)が琴線に触れるメロディーを奏でる「夜の流れ」(M6)など同世代の才能あるミュージシャン達が参加した新たな楽曲も多数収録!
発売・販売元 提供資料(2023/03/31)
70年代ソウルなどをベースに、学究肌なこだわりも感じさせるマルチ奏者/シンガーのフルサイズの2作目。国内外で評判のウェルドン・アーヴィン"I Love You"の日本語カヴァーを含み、同世代の演奏家たちの力も借りながら、エレピの音色が芳しい"つむぐように(Twiny)"やホーンを入れた"Baby So in Love"などをマイルドな声で歌うライトメロウ感は、居心地の良いソウル・バーの選曲に身を委ねているかのよう。アラン・トゥーサンを思わせる緩めのファンク"アーケードには今朝の秋"を含め、かつて米国音楽を参照して都会派ポップスを作ったティン・パン・アレー周辺のセンスも引き合いに出したくなる作品だ。
bounce (C)林 剛
タワーレコード(vol.473(2023年4月25日発行号)掲載)