AMENRAのメンバーを中心とするポストメタルバンド=PREDATORY VOID(プレダトリー・ヴォイド)のデビュー・アルバム『Seven Keys to the Discomfort of Being』
Lennart Bossu(AMENRA、OATHBREAKER、LIVING GATE)、Tim De Gieter (AMENRA、DOODSESKADER)を中心とするポストメタルバンド、PREDATORY VOID(プレダトリー・ヴォイド)。パンデミックによってライヴが出来ない期間、Lennartが正気を保つために書いたダークでヘヴィな楽曲、素材がAMENRAに向いていないと感じたときからこのバンドは形作られ始めた。OATHBREAKERが長期の活動停止期間中だったこともあり、新たな音楽のアウトプットの必要性を感じたLennartは、地元で活躍するミュージシャンを集め、全く新しいバンド=PREDATORY VOIDを誕生させた(バンドに加入するたった1つの条件は"お互いが車で移動できる距離に住んでいること"だった)。
バンドのデビュー作となる『Seven Keys to the Discomfort of Being』には、ポストメタルをはじめ、スラッジやメタルコア、さらに、シューゲイザー、ドゥーム、ブラックメタルに至るまでの多様なジャンルを纏った絶望の嵐が巻き起こっている。AMENRAの残り香を感じつつ、猛烈な勢いのある楽曲は、スローなパートとファストなパートを行き来しつつ、張り詰めた緊張感に満ちている。また、CROSS BRINGERというバンドでも活動し、タトゥ・アーティストでもあるフロントウーマンのLina Rのヴォーカルは将来性を強く感じさせる。(2)「(struggling..)」の冒頭からの狂気に満ちた絶叫、喉が張り裂けんばかりの苦痛の叫び声を聴かせるなど、全編にわたり、大きな存在感を示している。楽曲の緻密な構成も特筆すべき点で、今作の最後を飾る10分超えの大作(7)「Funerary Vision」は、中盤からブラストビートが炸裂しギアが変速していく。終盤にはブラックメタル特有の無慈悲なリフが楽曲を牽引しながら絶望へ突き進んでいく新たなスリルが味わえる。プロデュースは、Lennartと同じくAMENRAのメンバーでもあるTim De Gieterが担当している。
<PREDATORY VOID>
Lina R - vocals
Lennart Bossu - guitar
Tim De Gieter - bass
Thijs Decloedt - guitar
Vincent Verstrepen - drums
発売・販売元 提供資料(2023/03/17)