書籍
書籍

犬もどき読書日記

0.0

販売価格

¥
1,650
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2021年06月03日
国内/輸入 国内
出版社晶文社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784794972675
ページ数 190
判型 四六

構成数 : 1枚

まえがき

夜は短し働け乙女
幻想のいきもの
赤い傘と電柱
愛を買う
渋谷で赤いゲロを吐く
復讐心を燃やして同窓会へ行った話
生垣に突っ込んで転んだ話
耳から妊娠した話
親知らず
りんごの皮むきができない
女ふたりで旅に出た話
私は化粧品を買えない
度数のずれた顔
思い出せない夏
屈辱の土曜日
バターみたいな軟膏
袖から観る舞台
「普通」の容姿
身もだえる自画像
「遊ぶ金欲しさにやりました」
会社を辞め、髪を切って倒れた3月末の話
令和婚した友達
逃げられない算数の話
在宅ギャル
毛の話
女子力のなさを反省しません
名前の話
キスを貸す
あさは呼んでも出てこない
犬みたいに生きたい

あとがき

  1. 1.[書籍]

「私は犬みたいに生きることを発見した」

電線愛好家としても知られる石山蓮華、初のエッセイ集。
10歳から芸能活動を開始し、「若くて女性で明るく元気」とまなざされることが当たり前だったことに対する違和感、女性だからと当然のように求められる容姿と毛のケア、「りんごの皮むきができない」「鶴が折れない」などのできないこと、そして読書記録。手垢にまみれた「女性」「ちゃんとした人」としてまなざされる経験を通し、ついに「犬みたいに生きること」を発見する。
漠とした感情から徐々に輪郭を掴んでいく様子を時にひりひりと、時にあっけらかんとつづる、読書×ジェンダー×犬エッセイ!

「そして、何かうまくできないことがあったとしても、犬だったら相当うまくやれている。犬がフライパンに油を引いて、卵を割って、目玉焼きを作って食べるとか、犬が一人で掃除機掛けをするとか、犬が時間通りにラジオを聴くとか。自分を犬だと思うと、一つ一つが信じられないほどすごい」(本文より)

作品の情報

メイン
著者: 石山蓮華

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。