ダダリオ兄弟による米ロングアイランドのデュオ、ザ・レモン・ツイッグス、4枚目のアルバムが完成。洗練されたメロディと豊かなテクスチャーにサニー・ポップ・ヴォーカルを完璧にブレンドさせた傑作『エヴリシング・ハーモニー』、キャプチャード・トラックスよりリリース。
The Lemon Twigsは4枚目のスタジオ・アルバム『Everything Harmony』を、Captured Tracksよりリリースする。
『Everything Harmony』は、「Simon & Garfunkel、Arthur Russell、Moondogにインスパイアされた洗練されたアコースティック・フォークのメロディと豊かなテクスチャー」と「Brian/MichaelのD'Addario兄弟によるデュオのサニー・ポップ・ヴォーカル」の独特なブレンドを完璧に実現した傑作で、鬱屈とした孤独の瞬間とめくるめく幸福感のエピソードの間で揺れ動く。アルバムの収録曲は全てThe LemonTwigsが書き、マンハッタン、ブルックリン、サンフランシスコのスタジオ、Hyde Streetで、デュオ自身がレコーディング、プロデュース、エンジニアリングの一切を手掛けた。
天才的な才能を持つデュオは、2016年にデビューLP『Do Hollywood』でThe Lemon Twigsとしてデビュー。ロックのあらゆる時代から掘り起こしたメロディで、Elton John、Questlove (The Roots)、Jack Antonoffといったファンを瞬く間に獲得した。2018年には野心的な大作『Go To School』をリリース。大胆なコンセプトを中心に壮大な音の壁を構築し、バンドとしての評価を確固たるものにした。続く2020年の『Songs For The General Public』は、NPR、Vice、Teen Vogue、Stereogum等から高い評価を獲得した。最近では、2022年の『Andin the Darkness, Hearts Aglow』を含むWeyes Bloodのアルバム2枚に加え、クラシック・ロックのヒーロー、Todd Rundgrenの最新作『Space Force』や、Tim Heideckerのプロジェクト『Fear of Death』にも参加した。
発売・販売元 提供資料(2023/02/27)
ダダリオ兄弟による米ロングアイランドのデュオ、ザ・レモン・ツイッグス、4枚目のアルバムが完成。洗練されたメロディと豊かなテクスチャーにサニー・ポップ・ヴォーカルを完璧にブレンドさせた傑作『エヴリシング・ハーモニー』、キャプチャード・トラックスよりリリース。 (C)RS
JMD(2023/02/25)
4枚目のアルバムはキャプチャード・トラックスに移籍して初となる作品で、彼ら自身でプロデュースを手掛けている。これまでのインディー・ポップのスタイルを残しつつ、よりソフト・ロックやアメリカーナに近い作品でアコースティック楽器の響き、彼らの美しい歌声とコーラス、メロディーが思う存分楽しめる。70年代初期のビーチ・ボーイズの名作群を彷彿させる快作。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.474(2023年5月25日発行号)掲載)