クラシック
LPレコード

ベートーヴェン/シューマン/フランク

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フォーマット LPレコード
発売日 2023年03月31日
国内/輸入 輸入
レーベルDG Deutsche Grammophon
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 4864229
SKU 028948642298

構成数 : 2枚

【曲目】
《LP 1》
[Side A]
1-3) シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105
(第1楽章:Mit leidenschaftlichem Ausdruck/第2楽章:Allegretto/第3楽章:Lebhaft)

[Side B]
1-3) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(第1楽章:Allegretto ben moderato/第2楽章:Allegro/第3楽章:Recitativo - Fantasia. Ben moderato)

《LP 2》
[Side A]
1) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(第4楽章:Allegretto poco mosso)
2) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47『クロイツェル』
(第1楽章:Adagio sostenuto - Presto

[Side B]
1-2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47『クロイツェル』
(第2楽章:Andante con variazioni/第3楽章:Finale)、

【演奏】
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

【録音】
2022年4月 フランス、エクサン・プロヴァンス、イースター音楽祭(ライヴ・レコーディング)

  1. 1.[LPレコード]
  2. 2.[LPレコード]

作品の情報

商品の紹介

アルゲリッチと共演したルノー・カプソンのDGデビュー・アルバムがLPで登場

フランスを代表するヴァイオリニスト、ルノー・カプソンのDG第1弾アルバムがLPで登場。2022年4月にフランス、エクサン・プロヴァンスのイースター音楽祭で行われたマルタ・アルゲリッチとのコンサートのライヴ録音で、CDは11月に発売となり好評を博しています。収録されているのはヴァイオリンとピアノのための3つの有名な作品。シューマンのソナタ第1番、ベートーヴェンのソナタ第9番『クロイツェル』、フランクのソナタ イ長調です。このコンサートは2022年4月に亡くなったばかりの、二人にとって友人であり仲間であったアメリカのピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュに捧げられたものです。若いヴァイオリニストとすでに伝説のピアニストとして30年前に初めて出会ったカプソンとアルゲリッチは、いまや確固たるデュオとなりました。お互いを知り尽くし、二人でステージに出ていくときはいつも「不安は全くない」とカプソンは話します。「まるで手をつないでジャンプしているようだ」と。

ルノー・カプソンは1976年フランスのシャンベリ生まれ。14歳よりパリ国立高等音楽院に学び、その後ベルリンに移りトーマス・ブランディスとアイザック・スターンに師事しました。数々の賞も受賞しています。ソリストとして第一線で活躍する他、ベルリン・フィル、ボストン響を始め、多くの一流オーケストラと共演しています。カプソンはまた若い世代のアーティストたちを支援し、新しい音楽を委嘱する仕事でもすでによく知られています。2013年に自身が創設したエクサン・プロヴァンスのイースター音楽祭の音楽監督、2016年からはグシュタード冬音楽祭の音楽監督を務めています。また2021年秋にローザンヌ室内管弦楽団の芸術監督に就任しました。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
発売・販売元 提供資料(2023/02/22)

It is remarkable enough that pianist Martha Argerich remains active in her ninth decade. Even better, in this performance recorded live at the Aix-en-Provence Festival in April of 2022, she is, in many passages, in the drivers seat and setting the tempo and mood. She and violinist Renaud Capucon have frequently performed together; they make an ideal chamber music pairing in which one player knows when to back off as the other takes center stage. Here, the interpretations are often Argerichs, and the unsettled moods and shifting rhythms of both the Beethoven Violin Sonata No. 9 in A minor, Op. 47 ("Kreutzer"), and the Violin Sonata No. 1 in A minor, Op. 105, of Schumann, are part of her stock-in-trade. The results are consistently absorbing, and the Schumann, in particular, must be one of the finest recordings available for this rather rarely heard work. In the Franck Violin Sonata in A major, the results are less distinctive but still hugely pleasing in the Wagnerian slow movement and the famous ultra-sentimental finale. With decent live sound from Deutsche Grammophon, this is a must for Argerich fans and a strong chamber music entry for 2022 in general. ~ James Manheim
Rovi

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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ルノー・カピュソンのDGデビュー盤。エクサン・プロヴァンス音楽祭でのリサイタルのライブ録音です。このリサイタルは直前に若くして亡くなった、二人の友人でもあったピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュ(数多く来日してくださりました)に捧げられています。今回のカピュソンの相方を務めるのは御年81歳のアルゲリッチ。歳の差35歳のデュオですが、息もぴったりで年齢差を感じさせず、互いの良さを引き立たせあった素晴らしい名演です。曲目もシューマンの1番、ベートーヴェンの「クロイツェル」、フランクのソナタと王道の名曲を並べた選曲。これ1枚でヴァイオリンとピアノのデュオの素晴らしさを堪能できる最高の1枚ではないでしょうか。演奏は瑞々しい音楽センスと表現力、美しい音色で弾き切ったカピュソンと、年齢を一蹴する濡れた音色と色気、自在な表現力に圧倒されるアルゲリッチ。この二人がしっかりと息を合わせて、音楽の方向性を一つにし、互いに引き立てあいながら演奏している様に心から感動しました。ペースはやはりアルゲリッチが握っているようで、フランクなどアルゲリッチ以外には不可能な色気のある変幻自在で微細なルバート、声部のバランスの引き出し、テンポコントロールを聴かせ、これはカピュソンが引きずられるかと思いきや、これがかえってカピュソンの表現力を引き立たせる魅力となり、まったく演奏は崩れることなく、互いに一糸乱れず深い呼吸を伴って進んでいくところが奇跡的です。よほど肌のあった相性のいい二人なのだと思います。録音もヴァイオリン、ピアノ双方を良く捉えていて、分離良く自然なバランス感。またライブ感をしっかり感じられる自然な空気感もあって秀逸です。「クロイツェル」とフランクは、私はギトリスとアルゲリッチのライブ盤をよく聴いていました。あちらは親密さはあるものの互いの個性を一歩も譲らず、そのぶつかり合いが火花を散らすような演奏でスリリングです。それもまたデュオの楽しみ方ではあるのですが、落ち着いて作品の素晴らしさに身を委ね、デュオの一糸乱れぬ演奏に酔いたいのなら、文句なしにこちらがお勧めです。カピュソンとアルゲリッチが至福のひと時を味わわせてくれるでしょう。
2024/06/02 やまとさん
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