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労働の思想史 哲学者は働くことをどう考えてきたのか

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フォーマット 書籍
発売日 2023年02月24日
国内/輸入 国内
出版社平凡社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784582703658
ページ数 328
判型 46

構成数 : 1枚

序として
働くという営みの分類について

第1章 原初的な人間の労働
原初的な労働とは/旧石器時代の労働と芸術/新石器時代の労働

第2章 古代の労働観
古代の社会構造/古代ギリシアの行為と労働/ヘブライの社会と労働

第3章 中世の労働観
修道院と労働/新たな展開

第4章 宗教改革と労働――近代の労働観の変革(一)
近代の労働思想の諸側面/宗教改革と労働/労働の聖化/労働する主体の構築

第5章 経済学の誕生――近代の労働観の変革(二)
重商主義と重農主義の労働論/アダム・スミスの登場

第6章 近代哲学における労働
ホッブズの第一歩/ロックの貢献/ヒュームによる変容/ルソーの労働論/カントの労働と遊戯/ヘーゲルの労働論

第7章 マルクスとエンゲルスの労働論
人間にとっての労働の意味/マルクスの労働価値説/労働による疎外

第8章 労働の喜びの哲学
フランス革命と産業者階級の理論/オーウェンのユートピア/シャルル・フーリエの労働の喜び/労働の喜びの哲学

第9章 労働の悲惨と怠惰の賛歌
怠惰の賛歌/シモーヌ・ヴェーユの労働論/現代の労働システムとその変遷

第10章 労働論批判のさまざまな観点
ニーチェによる労働批判/フロイトにおける応用/ハイデガーの技術論/啓蒙の弁証法/生産至上主義の限界

第11章 グローバリゼーションの時代の労働
シャドウワーク/感情労働/AI時代の労働

  1. 1.[書籍]

生きるうえで私たちは働くことから逃れられない。人類誕生から現代のグローバリゼーションまでの思想を振り返り、労働の功罪の価値を考察し、生きる意味を問い直す。

作品の情報

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著者: 中山元

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