1980年代にピアノ・トリオでの活動を続けるも、エレクトリック楽器をふんだんに導入しオーケストラのようなサウンドを思い描いていたチック・コリアは新たなサウンドとしてバンドにギターを起用し、グループ名を冠して世に送り出された1986年発表のファースト作『The Chick Corea Electrik Band』は大反響を呼び起こす。そしてアルバム・リリースに伴い行われたワールド・ツアーの模様を収録した貴重なアーカイヴがついに登場!
本作は1986年発表のアルバム『The Chick Corea Electrik Band』リリースに伴い行われたワールド・ツアーンポの中で、同年4月25日にスイスで開催されたジャズ・フェスティヴァルに出演した際のパフォーマンスを完全収録している。新作の収録曲に加え、チック・コリアが参加したサックス奏者ジョー・ヘンダーソンの1981年発表作『Relaxin' At Camarillo』収録の'Yes My Dear'を新たな解釈でアレンジし披露している点も注目である。このツアーの最中にギタリストのスコット・ヘンダーソンが脱退してしまうだけに、わずか半年足らずの在籍となったオリジナル・メンバーのパフォーマンスを堪能できる貴重なパフォーマンスとなっている。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ブックレット対訳付>
チック・コリア (kbds)
ジョン・パティトゥッチ (b)
スコット・ヘンダーソン (g)
デイヴ・ウェックル (ds)
発売・販売元 提供資料(2023/02/21)