キング・クリムゾンの三代目ドラマーであるイアン・ウォーレスはバンド解散後、多様なセッション活動を行う。そして活動ベースをアメリカに移すとボブ・ディランのバック・バンドでの活動を中心に様々なジャンルの多彩なミュージシャンとのセッションを繰り広げる。そういった中で2004年にアル・ディ・メオラ、ビリー・コブハムのバンドに参加していた実力派セッション・ベーシストのティム・ランダースとニュージャージー州出身でナッシュビルにおいて活動を行っていた新進ジャズ・ピアニスト、ジョディ・ナードンとともにキング・クリムゾンの楽曲を独自の解釈で表現する〈クリムゾン・ジャズ・トリオ〉を結成する。そして2005年にデビュー・アルバムとなる『キング・クリムゾン・ソングブック~第一集』をリリースする。イアン・ウォーレス自らが在籍した時期以降に発表されたキング・クリムゾンの楽曲で構成される作品はキング・クリムゾンの楽曲に新たな息吹を与えることで高い評価を得る。しかしイアン・ウォーレスは2006年に癌を患い闘病生活を送り、翌2007年2月に他界。死去前に現キング・クリムゾンのメンバーであるメル・コリンズとジャッコ・ジャクジクのサポートを得てセカンド・アルバム『キング・クリムゾン・ソングブック~第二集』を完成させており、2009年にリリースされる。今回この2作品の再発盤が紙ジャケット仕様で登場!
「クリムゾン・ジャズ・トリオはキング・クリムゾンの楽曲に敬意を持って取り上げ、新たな音楽スペクトルと優れたミュージシャン・シップと共に素晴らしい作品を提供しました」
~ロバート・フリップ(キング・クリムゾン)
輸入盤国内仕様(日本語解説/英文ブックレット対訳付)
イアン・ウォーレス (ds)
ティム・ランダース (b)
ジョディ・ナードン (p)
発売・販売元 提供資料(2023/02/21)
crimson jazz trioのアルバム。2作品発売されているうちの1作目です。
どの曲も原曲に基づいて作られていますがジャズのアルバムとしても非常に良いアルバムです。どの楽器も素晴らしいですが個人的にはベースが格好良くお気に入りです。