祝・バンド結成30周年!
WACK WACK RHYTHM BAND 初のカヴァー・アルバム!
FREE SOULムーヴメントの立役者の一人であり、MODSシーンの顔役としても知られる山下洋(ギタリスト/ DJ/ 評論家)を中心に、90年代初頭からフロアを揺らし続けてきたワンアンドオンリーのファンキー・インスト・パーティー・バンド「WACK WACK RHYTHM BAND」(以下WWRB)が、結成30周年を記念し初のカヴァーアルバム『at the Friday Club』をリリースする。
Marvin Gaye「What's Going On」のヤングソウルアレンジ、 2TONEレコードのブルー・アイド・ソウルポップバンド The Friday Clubの「Window Shopping」、Donny Hathaway作 Cold Bloodのインスト・ファンク「Valdez in the Country」、Ray Terraceのカヴァーでもお馴染みのFrankie Valliのスウィート・ラテン・ソウルの名曲「I make a fool of myself」、Georgie Fameの多幸感溢れるグルーヴィー・サンシャインポップ「Happiness」、最初期からのレパートリーであるYoung-Holt Unlimitedの「Soulful Strut」、セルフカヴァー 「Hit & Run」などを収録。
多彩なゲストシンガーを迎え、ソウル、ファンク、ラテン、ロック、ジャズなど彼等のルーツを強く感じさせる、パーティバンドの面目躍如たるフロア対応な内容となっている。
発売・販売元 提供資料(2023/02/16)
90年代より数多のフロアやレコーディング現場で活躍し続けてきたパーティー・バンドが、結成30周年に送り出す初のカヴァー・アルバム。タイトルにも引用しているフライデー・クラブのネオアコ・ソウル名曲"Window Shopping"をはじめ、"What's Going On"や"Soulful Strut"、シュープリームスやジョージィ・フェイムのナンバーなど、フリー・ソウルや渋谷系を継承するような視座でピックした楽曲を、インディー・マナーの演奏で気負いなく、気持ち良く展開している。そんな本作のグルーヴは変わらぬバンドの姿勢を示すと共に、ソウル由来のメロウネスが浸透した現行のシーンにもポップかつ新鮮に響くはずだ。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.472(2023年3月25日発行号)掲載)