先行シングルがジャイルズ・ピーターソンやアットジャズのサポートを得たことで注目を浴びていたドイツのインスト・バンド、コニック・ローズのデビュー・アルバムが完成!ジャズやポストロック、チルアウトの隙間を埋める良質なクロスオーバー・サウンドを満載!!
コニック・ローズはベルリン拠点の5人組インストゥルメンタル・バンド。キーボードのヨハネス・アルツベルガーはサミー・デラックスをはじめ著名アーティストのライヴやレコーディングに多数参加。トランペットのコンスタンティン・デーベンはベルリンのメロウ・グルーヴ新鋭ブルーステップのアルバムにも名を連ねている。そのほかのメンバーもローカル・シーンで活躍する一線級プレーヤーばかり。バンドは2020年にレコード・デビュー。ジャズ・モンテスのコンピをきっかけに、ジャイルズ・ピーターソンやアットジャズ、キッド・フォンク、ダズ・アイ・キュー、イアン・フライデーらのサポートを受け期待の新人として急浮上。本作『Heller Tag』は彼らの初アルバム。シングルのM(2)「Gleisdreieck」やM(4)「Learn To Be Cool」はBBCラジオでもオンエアーされるなどイギリスのメディアからも注目を浴びております。メランコリックなダウンテンポのタイトル曲「Heller Tag」やほのかにダンサブルなM(8)「Fashionweek」あたりのレイドバック具合もナイスです。あたたかみのある柔らかなトーンを基調としつつ、ジャズ、ポストロック、エレクトロニカ、チルアウト、ミニマル、ローファイ・ヒップホップなど様々なエレメントを統合しながら、ジャガ・ジャジストやトゥー・ロココ・ロット的な折衷アプローチで独自の世界を構築。
発売・販売元 提供資料(2023/02/16)
ベルリン拠点の5人組インスト・バンドから初のアルバムが到着。メンバーはローカル・シーンで活躍する一線級プレイヤーばかりで構成され、2020年の自主制作EPがジャイルズ・ピーターソンらにサポートされて急浮上。ジャズともポスト・ロックともカテゴライズ不能なクロスオーヴァー・サウンドが特徴で、なかでも"Gleisdreieck"で披露したスケールの大きな展開は必聴だ。
bounce (C)野村有正
タワーレコード(vol.472(2023年3月25日発行号)掲載)