| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年02月17日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 日経ナショナルジオグラフィック社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784863135611 |
| ページ数 | 365P |
| 判型 | B6 |
構成数 : 1枚
第1章 お針子マダムMの「毎日替わる娘」と「すり替えられた夫」
第2章 元諜報員J・T・マシューズが説いた「エア・ルーム陰謀論」
第3章 「憂鬱(メランコリー)」に呑まれ自死した『憂鬱の解剖』の著者ロバート・バートン
第4章 新興宗教に心奪われた弁護士F・スピエラの「絶望」の果て
第5章 「ガラス妄想」フランス王シャルル6世の繊細すぎる肉体
第6章 極貧のマーガレット・ニコルソン――我こそ「正統なる英国女王」
第7章 革命が招いたギロチンのトラウマと、「頭を失くした」時計職人
第8章 権力への憧れと「誇大妄想」、街に溢れる「自称ナポレオンたち」
第9章 私はもう死んでいる――罪深きマダムXの「歩く死体」症候群
第10章 恋愛妄想(エロトマニア)――愛人レア・アンナ・Bがすがった国王の熱情
「私の身体はガラスでできている」
妄想――それはただの思い込みか、深刻な病か、
それとも、無限の想像力が編み出した究極の「生存戦略」なのか。
史実に見る、10の奇妙なケース。
「妄想」は当事者以外には奇妙でおかしなものだと思われがちだが、過去の記録に注意深く目を凝らせば、驚くほど日常的で役立つことがわかる。
そこには実に巧妙かつ切実な、生き延びるための心理的作用が働いているのだ。
ファンタジックな世界への逃避に見えたとしても、本質的な意味においては逆で、妄想とは、個人が現実世界と関わっていくための、必死の「戦略」なのである。
英BBCで10シーズン続いた人気ラジオシリーズ"A History of Delusions(妄想の歴史)"の制作者が、文化・社会・宗教・精神医学の観点から「妄想」を読み解く、壮大な歴史絵巻。
人間の歴史は、百花繚乱の「妄想」に満ちている――!

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
