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増補 もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために

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フォーマット 書籍
発売日 2023年02月17日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784006023492
ページ数 542
判型 文庫

構成数 : 1枚

「複雑さを厭わずに考える」こと――序に代えて

I 二一世紀日本の歴史感覚

もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために――丸山眞男と戦後の終わり
絶望のとき?
丸山眞男――戦後民主主義の創作者
手がかりとしての反時代性
福沢、丸山、大江――忠誠と反逆のつながり
福沢、丸山、山本――なぜ尊皇攘夷思想か
尊皇攘夷思想と皇国思想
大対立、中対立、小対立
終わりに

三〇〇年のものさし――二一世紀の日本に必要な「歴史感覚」とは何か
はじめに
明治一〇〇年から明治一五〇年へ
現状――「後退国」
アジアのなかでの特異さ
「戦後か明治か」と「戦後も明治も」
戦後の「むなしさ」
明治の「浅さ」
「なかったことにされた」ものの再帰――一八五〇年代と一九三〇年代と二〇一〇年代
尊皇攘夷思想とは何か
一八六八年の分断線
三〇〇年のものさし――尊皇攘夷と現代世界
最後に――丸山眞男の幻像

II どんなことが起こってもこれだけは本当だ、ということ。

どんなことが起こってもこれだけは本当だ、ということ。――幕末・戦後・現在
はじめに――演題について
1 「犬も歩けば、棒にあたる」ということ
2 間違う思考は、間違いか――吉本隆明さんとのやりとり
3 「内在」から「関係」への転轍――『日本人の自画像』
4 現代世界と尊皇攘夷の「変態力」
5 幕末の攘夷思想と昭和前期の皇国思想
6 吉本隆明の一九四五年
7 護憲論の二階建て構造
8 壁にぶつかる護憲論
9 憲法九条から日米安保へ

III スロー・ラーナーの呼吸法

ヒト、人に会う――鶴見俊輔と私
できごと
鶴見俊輔、一九七九~一九八〇、モントリオール
エピソード――道順、受講生たち、話の終え方、話し方
『北米体験再考』、『私が外人だったころ』
三〇センチのものさし
うさんくさいということを、おもしろがる
人との出会いとはどういう経験か――一人が、一人に出会える
高さと深さ
何もいえない、という回答
犬も歩けば棒にあたる

書くことと生きること
書くこととは何か
ゆっくりやること

「微力」について――水俣病と私
微力ということ
私にとっての水俣病
言葉とささやき
『アメリカの影』
佐藤真監督の『阿賀に生きる』
ブリューゲルの「十字架を担うキリスト」
アイリーン・スミスさんの判断
石牟礼道子さんの『苦海浄土』

IV 「破れ目」のなかで

矛盾と明るさ――文学、このわけのわからないもの
はじめに
文学とは何か――お猿の電車について
文学の力とは何か――ホッブズ、ルソーからドストエフスキーへ
文学、このわけのわからないもの――『何をなすべきか』vs『地下室の手記』
文学の答え――「大審問官」の章
終わりに

戦争体験と「破れ目」――ヤスパースと日本の平和思想のあいだ
はじめに
なぜここにいるのか
限界状況と敗戦
ヤスパースと日本の平和思想
生への決意性と生の偶有性
『原爆と人間の将来』における「精神的転換」
形而上的な罪と「破れ目」

ゾーエーと抵抗――何が終わらず
何が始まらないか
死の不可能性
「ないこと」があること
「(無限性のなかに)有限がある」と「(有限性のなかに)無限がある」
しないことができること、することもしないこともできること

「称名」と応答――素人の感想
ヤスパースから法然へ
三つの転回
「第一八願」と可誤性
「イエスの血は決して私を見捨てたことはない」

V 明治一五〇年の先へ

上野の想像力

八月の二人の天皇

明治一五〇年と「教育勅語」

VI 一八六八年と一九四五年

一八六八年と一九四五年――福沢諭吉の「四年間の沈黙」
はじめに――再来・反復・忘却
1 思考枠組と仮定の問い
2 幕末人、福沢諭吉
3 単線的と重層性
4 「四年間の沈黙」
5 反省の意味
6 「開鎖など云ふ主義の沙汰」
7 丸山眞男における幕末と明治
8 福沢と丸山――一つの岐路
9 普遍と「公」――福沢、中岡、吉野
終わりに――置き去りにされたもの

あとがき――少し長めの

解説それでも犀のように歩むために………野口良平

初出一覧

  1. 1.[書籍]

幕末、戦前、そして現在。3度訪れるナショナリズムの正体に、150年の時をへて我々は向き合わねばならない。その起源が幕末の尊皇攘夷思想である――。『どんなことが起こってもこれだけは本当だ、ということ。』「一八六八年と一九四五」を収録、批評家加藤典洋による晩年の思索の増補決定版。(解説・野口良平)

作品の情報

メイン
著者: 加藤典洋

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