2008年11月から上演されている、テキスト:久世光彦、唄・ピアノ:浜田真理子、朗読:小泉今日子によるステージ"マイ・ラスト・ソング"。「末期の際に、一曲だけ聴くことができるとしたら、あなたはどんな歌を選ぶだろうか」。作家・久世光彦が、雑誌『諸君!』に14年間にわたって連載した123篇のエッセイ"マイ・ラスト・ソング"の中から毎回テーマを決めて曲をセレクト。浜田真理子が歌い、小泉今日子が久世光彦のことばを朗読してきた。そんな"マイ・ラスト・ソング"の公演の雰囲気を、エッセイに収録されている数々の名曲を厳選し浜田真理子が歌い、小泉今日子によるエッセイの朗読を収録したDISC1とオリジナル音源によるコンピレーションのDISC2を収めた2枚組CD作品としてパッケージング。 (C)RS
JMD(2023/03/14)
演出家・久世光彦が残した「言葉」と「音楽」を伝える。
小泉今日子&浜田真理子
久世のエッセイ『マイ・ラスト・ソング』を唄と朗読で初CD化!
俳優・小泉今日子とシンガーソングライター・浜田真理子が、「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などの名ドラマを数多く残した稀代の演出家・久世光彦のエッセイ『マイ・ラスト・ソング』の世界を唄と朗読で表現。
久世光彦は演出家としてテレビドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」などのヒットドラマを生み出した一方で、作詞家・小説家・エッセイストとしても活躍。そんな久世が14年間に渡って綴ったエッセイ『マイ・ラスト・ソング』は、「死ぬ間際に聴きたい歌を1曲選ぶとしたら…」をテーマに久世が愛した昭和の流行歌と忘れえぬ人たちとの思い出を描き出したエッセイ集。
小泉にとって久世は、ドラマ「あとは寝るだけ」に17歳で出演して以来、恩師と呼べる存在でした。2006年に久世が急逝した後、恩返しとして何かできないだろうかと考えた際に実現した企画が、浜田と共に唄と朗読で『マイ・ラスト・ソング』をステージで再現することでした。浜田自身も昭和の歌のカバーを歌い継ぎ、そして久世のドラマを観て育った世代であったため、この企画を快諾しました。
こうして2008年に初演を迎えた『マイ・ラスト・ソング』のステージは全国で好評を博し、実に15年を迎えるロングラン公演となり、2023年遂に待望の初CD化が実現。
本作はCD2枚組で、DISC1には『マイ・ラスト・ソング』のステージを再現した、浜田真理子の弾き語りの唄と小泉今日子による朗読が新録で収録。また、DISC2にはエッセイ『マイ・ラスト・ソング』から厳選した19曲のオリジナル楽曲を収録し、久世光彦が伝えたかった世界観をたっぷりと堪能することができます。
発売・販売元 提供資料(2023/03/10)