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ガラスの海を渡る舟

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フォーマット 書籍
発売日 2021年09月09日
国内/輸入 国内
出版社PHP研究所
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784569850122
判型 四六

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

『水を縫う』『大人は泣かないと思っていた』の寺地はるなが放つ、新たな感動作!

相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。

作品の情報

あらすじ
大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。
そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。
兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。
妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。
正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。
そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。

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著者: 寺地はるな

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