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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年02月22日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 講談社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784065309513 |
| ページ数 | 240P |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
*以下、本書目次より抜粋
はじめに いま、子役が面白い
子どもでありながら子どもではない?~早熟と無垢のあいだ
賑わう子役界のいま
従属から自立へ~子役の歴史的変化
本書の流れ
序章 映画時代の子役たち ~戦前から戦後直後まで
第1章 テレビ時代の幕開けと子役 ~1960年代から1970年代まで
第2章 アイドル化する子役 ~1980年代の発展
第3章 自己主張を始めた子役たち ~1980年代後半から1990年代の転換
第4章 人気俳優への登竜門となった子役 ~2000年代の充実
第5章 成熟期を迎えた子役の世界 ~2010年代から現在へ
結びの章 子役が映し出す社会とメディア
素か演技か~バラエティ番組の子役が求められるもの
「人生2周目」の意味~寺田心の才能
大人と子どもの境界の消滅
子どもがみな子役になる時代?
おわりに
参考文献
本書で取り上げた子役索引
「挫折する子役」から大人の俳優へ
「かつての子役は、たとえ爆発的な人気を集めたとしても、子役のままで終わるケースが珍しくなかった。(中略)そこにはしばしば、大人の俳優へと上手く脱皮することの難しさ、それゆえの挫折があった」(「はじめに」より)。ところがこの状況は80年代後半、後藤久美子や宮沢りえなど自己を主張する子役の登場によって転機を迎える。大人の俳優やタレントになるための道筋ができたのである。本書は高峰秀子や美空ひばりなど映画時代に大きな成功を収めた子役から、芦田愛菜や鈴木福など「賢さ」を身に付けた現代の子役まで、およそ一世紀におよぶ子役の歴史的変化を作品と社会の両方から解き明かす。

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