| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2015年08月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784006022686 |
| ページ数 | 500 |
| 判型 | 文庫 |
構成数 : 1枚
児童文学の名作で知られるミヒャエル・エンデが亡くなった後、友人のホッケ氏によって編まれた遺稿集。『モモ』から『はてしない物語』への橋渡しが読み取れる表題作のほか、短編小説、戯曲、長編小説の断片、詩、脚本、手紙など多彩なジャンルの作品の数々……。魅力あふれるエンデ・ワールドが広がる、ファン必読の書。自筆の挿絵多数。
今年は『モモ』『はてしない物語』で知られるミヒャエル・エンデの没後20年にあたる。本書は、同じくエンデの遺稿集である『エンデのメモ箱』(2013年、岩波現代文庫)が存命中に編まれたのに対し、没後、長年の担当編集者であり友人でもあったロマン・ホッケ氏によって編まれた。短編小説、長編小説の断片、戯曲、バレエの脚本、詩、なぞなぞ、手紙など幅広いジャンルの遺稿から51編を厳選して収録。
『モモ』から『はてしない物語』への橋渡しをなすといわれる表題作のほか、「牡丹灯籠」から影響を受けたと思われる「宿」、日常生活のなかのとんでもない出来事を描写した「アガテ叔母さん」「靴」など、魅力あふれる作品群に満ちている。未完の作品も多いが、未完であるがゆえに想像力をかきたてられ、エンデの創作過程をかいまみることができる。
なかでも、表題となった作品「だれでもない庭」は、訳者によれば、『モモ』と『はてしない物語』がエンデの中でどうつながっていたのかがわかる貴重な作品だという。
また、「編者あとがき」でもある「工房をかいま見る」では、編者ホッケがそれぞれの作品について解説を加えており、どういう経緯でこの本に収録されたのかがわかる。
現代文庫版では、エンデ自身による挿絵を、単行本版になかったものも含め多数収録している。もっとエンデを読みたい、知りたいファンには必携の本である。

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