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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年02月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | インプレスコミュニケーションズ |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784295205029 |
構成数 : 1枚
日本の九割近い企業は、後継者を身内(息子・娘婿・弟など親族)から選ぶ。
できの悪い跡継ぎを「不肖の息子」などというが、彼らの場合、父や役員の評価は、ことのほか先代に比べてからくなる。
たとえば、大学院を出て、しかるべき企業や銀行で経営を学んできたとすると、
「うちは、そんな大企業ではないから、もっと現場を……」といわれ、では、大学卒業とともに入社したとすると、「世間を知らない青二才」とくる。
問題はいかにして、こうした周囲の厳しい評価の目をかいくぐり、名経営者となるか、である。
多くのジュニアは、実に、内心やる気があることに感動させられることが少なくない。
が、半面、ほとんどの人が陥っているのは、経営や「承継」といったものを、まるで歴史小説を読むかのように、理解しようとしている点である。
経営は、歴史小説のようにはいかない。なぜならば、飛躍するドラマが日常生活の中にはないからだ。
日々厳しい現実を一生懸命に生きて、企業の生き残りを図るトップに、感動の名場面などはそうそう現れるものではない。それらは後世の人の評価にすぎない。
この日々の努力は、戦国時代であっても、現代となんら変わることはなかった。
本書は、後継者問題に成功したケースから失敗したケースまで、戦国大名家の事例を検証分析した。
歴史をひもとけば、二代にわたって「承継」をみごとに成功させた組織もあれば、父親が原因であるがゆえに萎縮してすべてを失った後継者もいた。
本書を読めば、真に一流のリーダーは、自らの出処進退のうち、とくに辞める時期を誤らなかったことがよくわかる。
従来の歴史ファンのみならず、後継者問題に悩む現代の企業経営者もぜひ手に取っていただき、参考にしてほしい一冊である。

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