haruka nakamuraが主宰する楽団kadanによる唯一のアルバムが初のLP化。Janis Crunchやその後のPIANO ENSEMBLEのメンバーも在籍し、haruka nakamuraの現在の音楽に繋がる重要な作品。
名作"twilight"やJanis Crunchとの共作"12& 1 SONG"、PIANO ENSEMBLEとして制作された"音楽のある風景"、"CURTAIN CALL"そして"光"。それらの作品の源流とも言える位置に存在するのが本作"CASA"。2009年にリリースされた本作は後に"twilight"を制作したスタジオでharuka nakamura、ryodo yamamoto、toshiaki hamadaによるプロジェクト"nica"にJanis CrunchとIsao saitoが加わって制作された。エレクトロニカ/アンビエントの要素にクラシックとジャズの色合いが交錯したサウンドは荒削りながらharuka nakamuraのその後のサウンドに大きな影響を与えた作品と言えるでしょう。そしてバンドを共に結成したtoshiaki hamadaとの夢の詰まった音の軌跡、haruka nakamuraが前に進み続けるきっかけであり今も眩く光るある時の記憶がここにあります。
発売・販売元 提供資料(2023/01/27)