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構成数 : 1
【書評1】
「基本を押さえつつも実践的な内容で,各医療機関の感染対策のレベルを引き上げる一冊」
多くの医療機関にとって,これまで院内で流行する可能性がある感染症といえば,インフルエンザやノロウイルス感染症,薬剤耐性菌などであり,よほどのことがなければ病院全体の診療に影響を及ぼすような事態に陥ることはなかった.それでも個々の医療機関において,感染対策のレベルを上げようと感染対策チーム(ICT)のメンバーが努力していたわけであるが,必要性はわかっていても日常診療において,感染対策は二の次になっていた印象がある.
ところが,新型コロナウイルス感染症の拡大によって,医療機関はこれまでとは大きく異なる問題に遭遇した.院内でもクラスターが頻発し,医療従事者の感染も多くなるなかで,誰もが感染対策を念頭に置いて行動せざるをえない状況となった.
しかし,この感染症が発生してから3年以上が経過し,国は5類感染症として位置づけることで,特別な感染症としての扱いをやめた.それでは,もう医療機関の感染対策は以前のような体制に戻してもよいのであろうか? おそらく答えはNoだと思う.
まだこの世の中から新型コロナウイルスが消え去ったわけではないので,引き続き医療機関では一定程度の感染対策は継続せざるをえない.さらに,ほかの感染症への対策を怠ることもできないため,医療機関にかかる負荷は大きいままである.そうなると,それに立ち向かっていく方法は,やはり効率的で有効な感染対策を実践していくことだと思う.
そうした意味において,2023年1月に出版された本書は,新型コロナウイルス感染症への対応も行いながら,感染対策の基本を押さえた理にかなった方法を具体的に教えてくれる素晴らしい書籍だと思う.
これまで感染対策に関する書籍は数多く出版されており,感染対策について学ぼうとしている方々は,どの書籍を選べばよいのかと迷うことが多いと思う.本書は,序章「感染対策の基礎知識」において,「そもそも感染対策はなぜ必要なのか?」という項目から始まるので,初心者にとっても有益なものだと思う.さらに,第I章「感染対策の担当になったらまず何をするか」,第II章「感染対策の基本を押さえたら,次に何をするか」,第III章~第V章「現場の課題をどう解決するか」といった形で,だんだんとレベルアップして,ICTのメンバーが具体的に実践できる内容を詳しく解説してくれている.そのような意味で,本書は他と異なるユニークな特徴があり,すでにある程度の知識を備えている医療従事者にとっても,新たな視点からの解説が大いに参考になるものと思う.
多くの方々が本書を参考にしながら,各医療機関の感染対策のレベルを着実に向上していただくことを願っている.
臨床雑誌内科132巻1号(2023年7月号)より転載
評者●国際医療福祉大学医学部感染症学講座 主任教授 松本哲哉
【書評2】
1990年ころ,日本で重症のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)腸炎が問題となったとき,主に術後症例での発症が多かったことから,外科は院内感染対策の渦中にあった.そのような背景もあり,1996年の院内感染防止対策加算新設,その後の感染制御チーム(infection control team:ICT)設置において,外科医がメンバーに選ばれるのは必然であった....
COVID-19の流行を受け,改めて適切な対応が求められている院内感染対策について,明確な根拠に基づき実施するためのノウハウをベストティーチャー賞受賞の著者がわかりやすく解説.ICT(Infection Control Team)のスタッフとして対応を迫られた際に ,「何を」「いつまでに」「どうやって」しなければならないかを簡潔にまとめた.実例や現場でよく聞かれるQ&Aなどの情報も豊富に盛り込み,エビデンスから現場のリアルまでを学ぶことができる一冊.
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年01月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524230587 |
| ページ数 | 248 |
| 判型 | A5 |

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