ファースト・オブ・ザ・ファイヴ・エレメンツ

チルドレン・オブ・ボドムのキーボーディスト、ヤンネ・ウィルマン率いるパワー・メタル・バンド、ウォーメン。そんな彼らが 14年に超限定でリリースしたアルバムがついに再発!今は亡きアレキシ・ライホもヴォーカリストとして2曲参加。 (C)RS

チルドレン・オブ・ボドムのキーボーディスト、ヤンネ・ウィルマン率いるパワー・メタル・バンド、ウォーメン。そんな彼らが14年に超限定でリリースしたアルバムがついに再発!
今は亡きアレキシ・ライホもヴォーカリストとして2曲参加。
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

チルドレン・オブ・ボドムのキーボーディストと言えば、ヤンネ・ウィルマン。2000年にそのヤンネがサイド・プロジェクトとして始めたのが、ウォーメンである。同年にはスパインファーム・レコードからデビュー・アルバム『Unknown Soldier』をリリース。その後も『Beyond Abilities』(01年)、『Accept the Fact』(05年)、『Japanese Hospitality』(09年)、『First of the Five Elements』(14年)とアルバムを重ねていった。だが19年、チルドレン・オブ・ボドムは解散。家族との時間を大切にしようと、ヤンネは音楽の世界から去ることを決意したのだ。とは言え、根っからのミュージシャンであるヤンネのこと。音楽を作りたいという欲求は日に日に高まっていった。さらに一旦は引退した身の身軽さゆえ、新曲のアイデアが次々とあふれてきた。そんな訳で、彼はウォーメンの復活を決めたのだ!
この度新譜に先駆け、そのウォーメンによる14年の『First of the Five Elements』が再発となる。本作はクラウドファンディングの支援者向けに作られたアルバムであり、当時極々少数のCDがプレスされたのみ。一般に広く流通するのは、今回が初めてだ。何しろチルドレン・オブ・ボドムのキーボーディストのバンドだ。仮にウォーメンの作品を聴いたことがなくても、メタル・ファンならばそのサウンドは想像がつくだろう。とにかくキーボード弾きまくり、ネオクラシカル風味たっぷりのパワー・メタルである。当時はメンバーにヴォーカリストを欠いていたがゆえ、本作は複数のゲスト・シンガーを迎えて制作されているが、メタル・ファンが注目すべきは、今は亡きアレキシ・ライホの参加であろう。チルドレン・オブ・ボドムのファンはもちろん、ヨーロピアン・パワー・メタルから北欧メタル・ファン必聴の作品だ!


【メンバー】
ヤンネ・ウィルマン(キーボード)
アンティ・ウィルマン(ギター)
イーリ・ヘイコ(ベース)
ミルカ・ランタネン(ドラムス)