目次
はじめに 権力というものの難しさ
なぜ、いま、この本なのか?
分析とデータを活用して権力を手に入れる

序章 権力、成功、出世
権力は万能ツール
政治的スキルは出世を左右するのか?
人が権力を受け入れるまでの段階
権力の法則があてはまるのは白人だけ?

法則1 自分の殻を抜け出せ
何が何でも成功するという決意――権力から逃げてはいけない
権力のない人が権力のない地位にとどまりがちなわけ
「自分らしさ」の呪縛
「好かれること」のジレンマ

法則2 ルールを破れ
ルール破りが権力を生むわけ
周りに合わせるか、差をつけるかのジレンマ
頼みごとをする
ルール破りと社会変革

法則3 権力を演出せよ
見た目は出世を左右する
あなたの真の聴衆は誰か――彼らは何を求め、必要としているのか
自信は(根拠のない自信であっても)大事
ボディランゲージで力を誇示する
力強い話し方――力強い言葉
印象はどうやって現実になるのか

法則4 強力なパーソナルブランドを確立せよ
自分の物語を用意し、繰り返し語る
「スタイル」を確立する
手を変え品を変え知名度を上げる
メディアを味方につける
適度に物議を醸す
有名な人や組織との関係を利用する
功績を主張する
ためらいを乗り越える

法則5 ネットワークをつくれ
(役に立つ)人との交流に時間をかける
ジョン・レビーのケース
ネットワークづくりの4原則
ネットワークづくりの時間管理

法則6 権力を活用せよ
権力をすばやく行使して成果を挙げる
権力を使って味方を引き入れ、敵を追い出す
権力があり、それを使う意志があることを見せつける
権力を持ち続けるための体制づくり

法則7 成功すれば(ほぼ)すべてが許される――なぜこれが最も重要な法則なのか
権力の法則が招く影響を心配する人
社会的プロセスは変化ではなく、格差の持続・拡大を促す方向に働く
権力や富のおかげで報いを受けずにすんだ実例
動機づけられた認知
動機づけられた認知の例――道徳的正当化
権力者や成功者に近づきたいという欲求が権力者との関係に影響をおよぼす
権力があれば歴史を書くことも、書き直すこともできる
何でもカネで買える――世間体でさえ
結論

おわりに 権力への道を歩み続けよ

謝辞
原註