ナイジェリア出身/カナダ育ちのプロデューサー/シンガー、デビー・フライデー。大きな注目を浴びる彼女が、グラハム・ウォルシュ(ホーリー・ファック、METZ、オールウェイズ)との共同プロデュースによるデビュー・アルバム『グッド・ラック』を、サブ・ポップよりリリース。
DEBBY FRIDAYはデビュー・アルバム『GOOD LUCK』を2023年3月、Sub Popよりリリースする。トロントのスタジオ、Candle Recordingでレコーディングされたアルバムは、DEBBY FRIDAYとGraham Walsh(METZ、Holy Fuck、Alvvays)の共同プロデュース/ミックスで、マスタリングはニューヨークでHeba Kadryがおこなった。
ナイジェリア出身で、モントリオール、ヴァンクーヴァー、トロントとカナダのあちこちを渡り歩いたDEBBY FRIDAYは、家庭生活での厳しさから解放されるため、毎夜、パーティーに参加。知らない地下室や倉庫でハウス・ミュージックを聴くことは、完璧な逃避であった。しかし、2017年、DJを始めて1年足らずでパーティーは上手くいかなくなる。代わりに、彼女は深夜にYouTubeで音楽制作を学び始め、EP『BITCHPUNK』を完成させた。このEPは、彼女を初のパブリック・パフォーマンスに導き、セカンドEP『DEATH DRIVE』へとつながっていった。デビュー・アルバム『GOOD LUCK』は、表面的にはSantigoldやDeath Gripsの影響を感じさせる。しかし、ジュノ賞とポラリス賞にもノミネートされたGraham Walshが、このジャンルの柔軟性にある種の重厚さと力強さを加え、SevalizaミーツFKA Twigs的な世界を作り上げた。
発売・販売元 提供資料(2023/01/23)
ナイジェリア出身/カナダ育ちのプロデューサー/シンガー、デビー・フライデー。大きな注目を浴びる彼女が、グラハム・ウォルシュ(ホーリー・ファック、METZ、オールウェイズ)との共同プロデュースによるデビュー・アルバムが、サブ・ポップよりリリース。 (C)RS
JMD(2023/01/20)
ナイジェリア生まれのカナダ育ちで、現在はトロントをベースに活動するシンガー・ソングライター。各メディアで高い評価を受けた2枚のEPを経てサブ・ポップからリリースとなった初のアルバムには、グラハム・ウォルシュ(ホーリー・ファック、メッツ他)が共同プロデューサーとして参加。その内容は、色気のあるヴォーカルとラップを武器にした強烈なビートのエレクトロ音楽で、レフトフィールドでエクスペリメンタルな世界観はどことなくFKAツイッグスやサンティゴールドにも通じる。ルーツであるアフリカ音楽の要素も感じさせ、無機質な感覚と、人間的な温もりが同居する魅力的な作品だ。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.472(2023年3月25日発行号)掲載)