故ジョン・ハッセルのレア音源を収録した『The Living City [Live at the Winter Garden 17 September 1989]』と『Psychogeography [Zones Of Feeling]』の2作を一つにまとめたCD発売決定!『The Living City [Live at the Winter Garden 17 September 1989]』は盟友ブライアン・イーノがライブ・ミックスを行った超貴重なファン必携音源!
2021年6月26日に84歳でこの世を去ったジョン・ハッセル。
『The Living City [Live at the Winter Garden 17 September 1989]』と『Psychogeography [Zones Of Feeling]』の2作品を一つにまとめた2枚組CD『Further Fictions』が〈Ndeya〉よりリリースされる。
『The Living City [Live at the Winter Garden 17 September 1989]』は1989年9月にニューヨークのワールドフィナンシャルセンター・ウィンターガーデンで行われたオーディオビジュアルインスタレーションの一部としてジョン・ハッセル・グループが演奏し、ブライアン・イーノがライブ・ミックスを行った音源となっている。
『Psychogeography [Zones Of Feeling]』は、1990年に発売された『City: Works Of Fiction』を状況主義的に捉え直したものとなっており、2014年にギー・ドゥボールの哲学を指針としてまとめられた音源である。ジョン・ハッセル自身が何ヶ月もかけて90年当時のテープ・コレクションを集め、別テイク、デモ、スタジオ・ジャムのシーケンスを編集したものとなっている。
両作品は2014年に再発された『City: Works Of Fiction』の3枚組CDに収録された音源で、今回のCDには貴重なインタビューや本人による各曲解説を含む長編ライナーノーツが封入される。
発売・販売元 提供資料(2023/01/18)
2021年に逝去したジョン・ハッセルのレア音源を収録する2タイトルが、1つにまとまった貴重な音源集としてCDでリリース。『The Living City』は89年9月にNYで開催されたインスタレーションの一部としての演奏で、ブライアン・イーノがライヴ・ミックスを行った音源だ。一方の『Psychogeography』は『City: Works Of Fiction』(90年)を捉え直して2014年にまとめられたもの。別テイクやデモも聴ける奥深い作品だ。
bounce (C)香椎 恵
タワーレコード(vol.471(2023年2月25日発行号)掲載)