ブライアン・イーノはロキシー・ミュージックのシンセサイザー・プレイヤーとしてバンド結成時に参加、2枚のアルバムに参加後に脱退。キング・クリムゾンのロバート・フリップと実験的なインストゥルメンタル・アルバムを制作後、独特なポップ・センスによるロック・アルバムを制作。そしてロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラと共に801を結成しライヴのみの活動を行った後、環境音楽的なアンビエント・ミュージックを追求しその第一人者となる。さらにデヴィッド・ボウイ、トーキング・ヘッズ、U2といったバンドのプロデュースなども行い、ミュージック・シーンで多大なる影響を与えるミュージシャンである。そんな彼の数少ないライヴ・パフォーマンスの貴重なアーカイヴがCDとしてリリース!
1999年6月20日にオランダで開催されたミュージック・フェスティヴァル〈Holland Festival 1999〉のメイン・アクトの一人として出演したブライアン・イーノは、1992年にリリースしたアンビエント・アルバム『The Shutov Assembly』の収録楽曲を中心にディック・バッカーが指揮したメトロポール・オーケストラとの共演で再現。オリジナル楽曲がエレクトリック・インストゥルメンツでの作品に対してここではオーケストラによるアコースティックな響きによって一味異なるものに仕上げている。本作のパフォーマンスのうち6曲は『The Shutov Assembly』収録楽曲で、残りは『Apollo: Atmospheres & Soundtracks』、『Music For Films』、『Another Green World』などのアルバム収録楽曲で構成されている。才人ブライアン・イーノの新たな魅力と際限ない深い才能を知ることが出来る貴重な1枚だ!
輸入盤国内仕様 <日本語帯、英文ブックレット対訳付>
ブライアン・イーノ (synth)
メトロポール・オーケストラ
発売・販売元 提供資料(2023/01/19)