2019年6月に開催された第7回仙台国際音楽コンクール。受賞記念リサイタル、および記念レコーディングは、通例翌年おこなわれていましたが、コロナ禍のため数回の延期を重ね、22年9月に実現いたしました。ヴァイオリン部門最高位入賞者シャノン・リーは、東京・仙台でのリサイタルを前にレコーディングを敢行、演奏至難な独奏曲を含む超絶技巧プログラムを見事に弾ききっています。21世紀におけるヴァイオリン演奏の可能性を示す、新たなスターの登場です。 (C)RS
JMD(2023/01/26)
2019年6月に開催された第7回仙台国際音楽コンクール。受賞記念リサイタル、および記念レコーディングは、通例翌年おこなわれていましたが、コロナ禍のため数回の延期を重ね、22年9月に実現いたしました。ヴァイオリン部門最高位入賞者シャノン・リーは、東京・仙台でのリサイタルを前にレコーディングを敢行、演奏至難な独奏曲を含む超絶技巧プログラムを見事に弾ききっています。
21世紀におけるヴァイオリン演奏の可能性を示す、新たなスターの登場です。
シャノン・リー
第7回仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門最高位(第2位)
第7回仙台国際音楽コンクール最高位(第2位)及び聴衆賞、エリーザベト王妃国際音楽コンクール第4位、上海アイザック・スターンコンクール同位優勝、ナウムバーグ国際ヴァイオリンコンクール第2位、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクール入賞及びイザイのソナタ賞など数々の国際コンクールで入賞。また、カナダのシルバ・ゲルバー財団から支援を受けている。
ソリストとして、東京交響楽団、アントワープ交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、カーネギーホールにてニューヨーク弦楽合奏団と共演。クリエイティブ・ダイアローグ・フランス、クシジョバ音楽祭、メンロー室内楽音楽祭、エンジェル・ファイヤー音楽祭、ハイフェッツ国際音楽祭などに室内楽奏者として出演している。
カナダ生まれ。テキサスのプレイノで4歳からヴァイオリンを始める。その後10年に渡り、ダラス交響楽団の首席副コンサートマスター等を務めたジャン・マーク・スローマンに師事。12歳の時ダラス交響楽団との共演でソリストデビュー。その2年後には、クリストフ・プリック指揮、ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団とドイツで共演。2008年には、パメラ・ミア・ポール(ピアノ)との共演で1920世紀の作品を収録したCD"Introducing Shannon Lee"を、テラーク・インターナショナルより発売。
現在、アムステルダム音楽院のアーティスト課程に在籍し、ヴェラ・ベスに師事。以前は、初代メアリー・ハムリン記念学長奨学生、スターリン財団奨学生として、クリーヴランド音楽院でハイメ・ラレード、ジャン・スローマンに師事。
2020~22年まで、高齢者居住施設である、ジャドソン・マナー(テキサス州)でアーティスト・イン・レジデンスを務める。カーティス音楽院(フィラデルフィア)ではアイダ・カヴァフィアン、アーノルド・スタインハートに師事し、ディプロマを取得。
メアリー・ジェイヴァイアンの指導のもと、カーティス・アーティスト・イヤー・フェローを務め、クランプ小学校と全国学生オーケストラでの音楽教育のフェローシップを終えた。コロンビア大学でコンピュータ科学の学士号も取得。
フォンテック
発売・販売元 提供資料(2023/01/16)