60年代後期のブラス・ロック全盛期において、シカゴと共に2大巨頭としてシーンに君臨したのがブラッド・スウェット&ティアーズだ。当時ブルース・プロジェクトに参加していたアル・クーパー(key, vo)のホーンズを入れたロック・バンドを結成したいという希望から、やはりブルース・プロジェクトにいたスティーヴ・カッツ(g)と共に1967年に結成。オリジナル・メンバーには、ランディ・ブレッカー(tp)がいたことでも知られている。その後、幾度となくメンバーチェンジを重ねつつ、1度の解散を経て、バンドは現在まで継続している。これは77年11月8日、ニューヨークの有名なクラブ、ボトムラインに出演したときの演奏を、人気ラジオ番組、キング・ビスケット・フラワー・アワーが放送した音源だ。 (C)RS
JMD(2023/01/17)
キング・ビスケット・フラワー・アワーの放送用音源より、フュージョン的なインプロヴィゼーションが炸裂する77年のライヴ!良質なライブ音源をセレクトする新シリーズ、トレジャー・アーク!!
60年代後期のブラス・ロック全盛期において、シカゴと共に2大巨頭としてシーンに君臨したのがブラッド・スウェット&ティアーズだ。当時ブルース・プロジェクトに参加していたアル・クーパー(key, vo)のホーンズを入れたロック・バンドを結成したいという希望から、やはりブルース・プロジェクトにいたスティーヴ・カッツ(g)と共に1967年に結成。オリジナル・メンバーには、ランディ・ブレッカー(tp)がいたことでも知られている。その後、幾度となくメンバーチェンジを重ねつつ、1度の解散を経て、バンドは現在まで継続している。これは77年11月8日、ニューヨークの有名なクラブ、ボトムラインに出演したときの演奏を、人気ラジオ番組、キング・ビスケット・フラワー・アワーが放送した音源だ。長らく在籍したコロムビアを離れ、ABCに移籍してのアルバム『Brand New Day』(77年)をリリースしたタイミングでのライヴだったのだが、レコーディング後にメンバーが大幅に入れ替わり、唯一のオリジナル・メンバーだったボビー・コロンビー(ds)もバンドを離れてしまったという時期のもの。しかし、看板シンガーであるデヴィッド・クレイトン・トーマスは健在で、ベースにはセッション活動に入る前の若きニール・スチューベンハウスが参加。バンド・サウンドというよりも、フュージョン系のセッション的な感覚が強いのは、初期とは違った魅力と言える。ここでのセットリストは、初期のヒット曲などライヴの定番曲に加え、ニューアルバムから数曲というもの。さらに、ライヴならではのインプロヴィゼーションも多く、ライヴならではのダイナミズムを凝縮した音源だ。
発売・販売元 提供資料(2023/01/11)