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サンドワーム ロシア最恐のハッカー部隊

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フォーマット 書籍
発売日 2023年01月10日
国内/輸入 国内
出版社KADOKAWA
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784040824468
ページ数 480
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに
プロローグ
第1部 出現
1 ゼロデイ
2 ブラックエナジー
3 アラキス
4 戦力倍増
5 スターライト・メディア
6 ホロドモールからチョルノービリまで7 マイダンからドンバスまで
8 停電
9 視察団
第2部 起源
10 回想 オーロラ
11 回想 エストニア
12 回想 ジョージア
13 回想 スタックスネット
第3部 進化
14 警告
15 ファンシー・ベア
16 Fソサエティ
17 ポリゴン
18 インダストロイヤー、あるいはクラッシュオーバーライド
第4部 神格化
19 マースク
20 エターナルブルー
21 ノットペチャ
22 全国規模の大災害崩壊
23 崩壊
24 損害
25 事後分析
26 距離
第5部 アイデンティティ
27 GRU
28 離反者
29 情報敵対
30 ペナルティ
31 バット・ラビット、オリンピック・デストロイヤー
32 偽旗
33 74455
34 タワー
35 ロシア
36 ゾウと反乱者
第6部 教訓
37 ブラックスタート
38 回復力

エピローグ
附録 サンドワームとフランス選挙ハッキングのつながり
著者あとがき
出典について
参考文献

  1. 1.[書籍]

たった数行のコードが、世界の産業に壊滅的な打撃を与える--。07年、ロシアのハッカーはエストニアを攻撃、ほぼすべてのウェブサイトを不通にさせた。
14年、クリミア半島を併合したロシアは、15年にはウクライナの政府、メディア、交通機関へサイバー戦をしかけた。

重要インフラに焦点を当てた攻撃は、ウクライナをサイバー戦争の実験場とするものだという一部研究者の警鐘は無視され、ハッカー集団は攻撃性を増した。
その名は、サンドワーム。

15年、ウクライナ西部の送電網がハッキングされダウン、広域停電が起こった。同じ集団が、アメリカの電力会社にもマルウェアを仕掛けていた。

そして2017年、病院、製薬会社、空港、海運、郵便局、原子力発電所--世界中のネットワークが、マルウェアに感染し、莫大な損害を被った。
なかでも、ウクライナの受けた被害は甚大だった。これがサイバー戦争なのだ。

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