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現代戦略論

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フォーマット 書籍
発売日 2023年01月05日
国内/輸入 国内
出版社並木書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784890634309
ページ数 240
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに 1

第1章 戦略はなぜ必要か? 17

戦略とは何か? 18
戦略は目的・方法・手段の組み合わせ/戦略の複層構造/戦略とは「優先順位の
芸術」である

戦略論の中の安全保障戦略 27
経営戦略と安全保障戦略/安全保障における大戦略の必要性/ロシア・ウクライ
ナ戦争に見られる現代安全保障戦略の特徴

戦略立案プロセスの重要性 39
戦略文書の限界/「全体最適」と「部分最適」のせめぎあい/「負け組」にも当
事者意識を/戦略立案プロセスの大きな役割

第2章 戦略はなぜ失敗するか? 52

戦略を成功させるための五つの課題 53
戦略の複層性──上位戦略と下位戦略/明確な戦略目的──何が成功で何が失敗か
を定義する/戦略の実行における二つの論点/競争相手の存在──「ネットアセスメント」という手法/新たな環境への適応──戦略を修正していくことの難しさ

第3章 「大国間競争」時代の戦略上の課題 77

日本の戦略上の課題:パワーバランスの変化 82
失敗した米国の対中戦略/民主主義のオルタナティブモデルとしての中国

社会システムをめぐる競争 91
民主主義と権威主義の競争/デジタル・トランスフォーメーション(DX)をめぐ
る競争/新たな「パワーセンター」をめぐる争い

地政戦略面での競争 99
「一帯一路」構想の地政戦略的意味/古典的な地政学から見た「一帯一路」構想
/「ログローリング」のリスク/地域レベルでの現状をめぐる競争:東シナ海、南シナ海、台湾

第4章 大国間競争時代の「日本の大戦略」113

大国間競争における日本の「立ち位置」114
日本はパワーセンターとしての地位を維持できるか?/米中対立と日中対立の違
い/二つの競争における日本の「目的」

日本の「能力」は地政戦略的な競争を支えられるか? 121
防衛計画の大綱/基盤的防衛力構想からの脱却へ/統合運用を踏まえた能力評価
の実施/兵力構成に残る基盤的防衛力構想/軍事バランス──日米中の比較/防衛費──半減した日本のシェア/日米同盟──失われた米軍事力の圧倒的優位/安全保障法制──集団的自衛権の限定的な行使容認

日本のリソースからみた戦略上の選択肢 145
ネットアセスメント──軍事バランスを相対的に評価/日米中の比較優位・比較
劣位の分析/日本の比較優位を活かした戦略の組み立て

第5章 将来の戦争をイメージする 157

技術の発達の「先取り」の難しさ 158
戦争の様相は絶えず変化する/「変化の先取り」の失敗

将来戦の予測はなぜ外れるのか? 163
将来戦予測が困難な三つの理由/試行錯誤の重要性

シナリオプランニングで将来戦像に迫る 167
「ドライビングフォース」を二つ選定する/ドライビングフォース1「紛争の形
態はどうなるか?」/ドライビングフォース2「戦場の霧は残るか・消えるか?」

将来戦に関する四つのシナリオ 173
二つの軸から描く将来戦のイメージ

第6章 これからの日本の防衛戦略 181

日本の防衛戦略の五つの前提条件 182
達成すべき目的と「失敗の定義」

シナリオプランニングから見える将来戦像 186
現状維持側が有利なシナリオと不利なシナリオ...

  1. 1.[書籍]

TVやネットで見ない日はない、気鋭の軍事評論家。防衛研究所防衛政策研究室長 高橋杉雄 描き下ろし!
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻によって、冷戦後の協調的な国際環境は消滅し、大国間の競 争が復活した。
「現状変更」を図る中国に対して、日本の大戦略は「現状維持」であり、この戦略目的の非対称性に日本の勝機がある。
ネットアセスメント分析 とシナリオプランニングの手法を用いて導き出された「統合海洋縦深防衛戦略」を初めて明かす!

作品の情報

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著者: 高橋杉雄

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