フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年02月23日 |
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規格品番 |
ICAC5170 |
レーベル |
|
SKU |
4589538787752 |
1972年9月9日プロムスに於けるケンペとミュンヘン・フィルのライヴ音源が登場。演目もベートーヴェン、リヒャルト・シュトラウス、ドヴォルザークとケンペが得意とする作曲家が並ぶのが嬉しいところ。当日のプログラムでは、リヒャルト・シュトラウスとドヴォルザークの間にクルト・グントナーをソリストとするメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が演奏されており、翌10日には過去にBBCレジェンズから発売され高い評価を得たマーラーの「復活」が演奏されています。ケンペとミュンヘン・フィルにとって1972年といえば、独エレクトローラにベートーヴェンの交響曲全集録音が進行している充実した時期であり、9月6日には前日に発生したミュンヘン事件の追悼式で「英雄」第2楽章を演奏、そのすぐ後のライヴということになります。当日は、この年のプロムスに於ける彼らの3回のコンサートの初日であったためか、1曲目『プロメテウスの創造物』序曲冒頭では、巨大なキャパシティを持つロイヤル・アルバート・ホールの音場にオーケストラがやや戸惑うかのような様子も聴かれますが、それもすぐに修正され、「死と浄化」でのきめ細やかでメリハリの効いた表情はまさに彼らの面目躍如たるもの。そしてドヴォルザークではライヴのケンペならではの白熱した演奏を聴かせており、終演後の歓声と割れんばかりの拍手が聴衆の熱狂を伝えています。BBCに残されていたオリジナル・テープを、ヒストリカル音源の復刻で高い評価を得ているポール・ベイリーがデジタル・リマスター。ヴァイオリン両翼配置が映える良質なステレオ録音で、メディアとして発売されるのは今回が初めてとなる貴重なものです。
ナクソス・ジャパン
構成数 | 1枚
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827): 序曲 ~『プロメテウスの創造物』 Op. 43
2. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949): 死と浄化 Op. 24 TrV 158
3-6. アントニン・ドヴォルザーク: 交響曲 第8番 ト長調 Op. 88 B. 163
【演奏】
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ロドルフ・ケンペ(指揮)
【録音】
1972年9月9日
ロイヤル・アルバート・ホール
BBCプロムスに於けるライヴ
ステレオ
-
1.[CD]
私はケンペの大ファンです。特にケンペ=ミュンヘン・フィルのコンビというかその時代の演奏は特に大好です。ケンペが亡くなった後の1977年にヨーロッパ旅行をした際、音楽旅行案内書にミュンヘン郊外の教会にクナパーツブッシュのお墓があると書いてあったので行ってみたら同じ墓所にケンペのお墓があるのを見つけ狂喜乱舞して花屋さんに走りケンペのお墓に花を手向けました。それほどのファンなのでこのCDを予約しワクワクして聴きました。演奏はケンペらしい生気に満ちた素晴らしいもので、細部にわたり細かいニュアンスに溢れた名演奏です。ただしかし録音が…いやリマスターが…。あのただ広いロイヤル・アルバート・ホールなので音像が遠いのは仕方ないとしても、高音を強調し過ぎでキンキンギラギラ、ドヴォルザークで大活躍するトランペットなど刺激的過ぎて耳をつんざくような金切り声で、聴いていてとても疲れます。いくらBBCが録音が下手でも元々はこんな音ではなかったはずです。やはりデジタル・リマスターをした人に問題があると思います。この人はデジタル技術の専門家ではあっても音楽に関心がある人ではないのではないでしょうか?最近のリマスターはこんなふうに高音をクリアに(このCDの場合はクリアというよりキンキン)強調していれば一見きれいに聞こえるのでそれだけしましたというような安直なリマスターが結構多いです。皆さん、レコード会社の宣伝文句を鵜呑みにしないで自分の耳で判断しましょう。大好きなケンペのCDを☆4つ付けるのは心が痛みますが、リマスターのあまりのひどさにやむを得ないところです。でもケンペの未発売録音がこうして発掘されるのはケンペファンとしてとてもありがたいです。
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