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構成数 : 1
【序文】
我々が患者さんに行う治療の主体に,薬物治療と手術治療があります.私は緑内障を専門としていますが,眼科医になった当時は,薬物治療と言ってもある程度の眼圧下降が期待できるのはβ遮断薬しか無く,また,手術治療もほぼトラベクレクトミー一択でした.その後の緑内障眼圧下降治療の発展はめざましく,プロスタノイド受容体作動薬,炭酸脱水酵素阻害薬,α2交感神経作動薬動薬などの点眼薬が登場し,また,手術治療も低侵襲緑内障手術,チューブシャント手術などが加わりました.選択肢は,以前とは比較しようもありません.ただし,これらの進歩の恩恵を患者さんが享受するには,治療に当たる医師が適切な診断の元に,適切なタイミングで,適切な治療法を選択し,患者さんに提案することが必須の要件となります.治療の選択肢が増えたことで,治療に当たる医師や医療スタッフは,以前にも増して治療に用いられる薬剤や手術の最新情報に精通していることが求められる時代になっています.しかしながら,眼科診療は幅広く,日常診療や業務に追われる中で,継続して最新知識のアップデートを行うことは決して容易ではありません.
本書は,日常臨床に忙しい眼科医師,経験の少ない若手医師,眼科診療に携わる看護師や視能訓練士などの眼科スタッフを主たる対象として,忙しい中でも短時間で眼薬理・眼科薬剤学を学べる書籍として企画されました.各章には,眼科診療において最低限必要で基本的な薬剤を中心に,薬剤の採用機序,薬剤一覧,処方方法,禁忌等が簡潔にまとめられています.日常的に使用頻度の高い抗生物質や緑内障治療薬などだけではなく,通常の教科書ではほとんど触れられることの無い,眼精疲労治療薬・血管収縮薬・分泌性流涙治療薬といった極めて"実臨床的"な薬剤についても記載されています.また,内服や生物学的製剤などの全身投与薬,手術に用いられる薬剤・輸液や緑内障・白内障・網膜硝子体手術に用いられる医療材料,眼科検査に用いられる薬剤,病棟管理に必要な全身疾患に関する知識といった項目も収載されています.眼科日常診療におけるあらゆる場面を想定して,そばに置いて辞書的に用いる事ができる構成にもなっています.加えて,「私の処方・工夫」「意外な盲点」「こんな患者さんいました」「coffee break」など,それぞれの専門家の知恵や苦労がつまった情報がコラムという形で多数掲載されています.まずは,コラムにだけ目を通してみることでも,眼科薬剤学のエッセンスを吸収できると思います.
本書が,本書を手に取られた皆様を通して,眼疾患に悩まれている患者さんへの良い治療提供の一助となることを願います.
本書の企画,制作を担当されました南江堂諸氏に感謝いたします.
2022年12月吉日
島根大学医学部眼科学講座
教授 谷戸正樹
【目次】
I 局所および全身投与薬
1 抗菌薬
2 抗真菌薬・抗寄生虫薬
3 抗ウイルス薬
4 角膜保護薬・ドライアイ治療薬
5 緑内障治療薬
6 白内障治療薬
7 ステロイド薬
8 ステロイド以外の免疫調節薬
9 抗アレルギー薬
10 非ステロイド系抗炎症薬
11 抗VEGF 薬
12 眼精疲労治療薬
13 血管収縮薬
14 分泌性流涙治療薬
II 全身投与薬
1 網膜循環改善薬
2 抗凝固薬・抗血...
眼科診療のあらゆる場面を想定し必要な薬剤情報を解説した,眼科に携わる全スタッフの"新"必携書.基本薬剤は作用機序,薬剤一覧表,処方例,禁忌に絞ってまとめ、「すぐ見て・すぐわかり・すぐ使える」のコンセプトを具体化した.また手術用剤や検査薬剤に加えて,難渋する全身管理や感染症対策については病棟管理として解説し,単なる薬剤処方の参考に留まらない"実臨床"で本当に役立つ構成となった.
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年12月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524230570 |
| ページ数 | 328 |
| 判型 | A5 |

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