WEEZERの四季が冬を迎え、新たな春が始まる!
2022年、止まることのない創作意欲を滾らせた彼らが発表した壮大なプロジェクト『SZNZ』。遂に冬で完結するかと思いきや、昨年春にリリースされた『SZNZ: SPRING』のアナログが1曲を新たに追加した形で遂に発売決定!初春を迎えた『SZNZ』シリーズが再び巡り巡る――!!
もはや説明不要。カリフォルニア州ロサンゼルス出身、1994年のデビューから現在に至るまで、米国では1000万枚以上、そして全世界では3500枚以上に達するアルバム売上枚数を誇るマルチ・プラチナ認定の泣く子も歌うロック・バンド、ウィーザー。昨年ゴージャスなオーケストラ・サウンドと美しいメロディがテクニカラーのポップ・ロックを奏でるビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』へのオマージュ的作品『OK HUMAN』と80's HR/HMへのラヴ&リスペクトが怒涛のハード・ポップ・サウンドに昇華させた『VAN WEEZER』の2作のアルバムを発表した彼らが、今年2022年に挑む大胆でエキサイティングなプロジェクト"SZNZ"。
今冬、『SZNZ: WINTER』の発表をもって、遂に完結したかに思えた本シリーズ。しかしそこはWEEZERとリヴァース・クオモ。そうあっさりと幕を引くことはしないのだった。配信・CDで発売となった時点から数多のWEEZERファンが首を長くして待っていた『SZNZ: SPRING』のアナログLPを、春は名のみの2月3日に、遂に、遂にリリースすることを発表したのだ!
WEEZERが自分版の"四季"に挑んだ『SZNZ』プロジェクト。バロック時代の作曲家、ヴィヴァルディの『四季』へのオマージュでもある本プロジェクトは、春・夏・秋・冬の4作をそれぞれ季節の変わり目に発表するというもの。"春"をテーマにした今作『SZNZ: SPRING』のプロデュースを手掛けるのは、『OK HUMAN』も手掛けたSuzy ShinnとJake Sinclairに、祖父にジョン・ウィリアムスを持つ、Ethan Gruska。EPのオープニングを飾る「Opening Night」は、誰もがよく知る本家ヴィヴァルディ『春』第1楽章をWEEZER流に料理した春を告げる曲だ。この他にも異教徒の神話や宗教儀式、魔法やシェイクスピアなど様々なインスピレーションが反映されている。また歌詞の面でもリヴァースは、古代的な要素と現代的な要素を並べつつ、彼にしかできない方法で一つにつなぎ合わせ、共感性の高い作品を作り上げた。またEPからは「A Little Bit of Love』が、USオルタナティヴ・ラジオチャートで1位を獲得している。
しかも今回のアナログは、1曲を追加収録した全8曲入りでの発売!これは全WEEZERファンにとって大きな朗報となるに違いない。WEEZERの四季が冬を迎え、新たな季節("シーズンズ")が今度はアナログLPで始まるのだ!
発売・販売元 提供資料(2023/01/13)
Concept albums are not a foreign concept to Weezer -- the band released two of them in 2021, which is more than many acts do in their lifetime -- but their SZNZ project of 2022 is certainly ambitious. Over the course of the year, they plan to release a new EP at the dawn of each season, with each record intending to convey the spirit of the season. SZNZ: Spring -- the first season in the Northern Hemisphere, so the first EP in SZNZ series -- is indeed a cheerful, optimistic listen, filled with sunny melodies and bright, hopeful imagery, some plucked straight from Shakespeare. Weezer layer SZNZ: Spring with instruments that also suggest a flowering rebirth: plenty of acoustic guitars, a stray recorder and mandolin, lots of cheerful vocal harmonies. The busy but uncluttered arrangements are reminiscent of how Rivers Cuomo discovered how to maintain his bands identifiable melodic signatures within the orchestral settings of OK Human; these are recognizably Weezer songs, but theyre livelier in execution, benefitting from a palpable sense of playfulness on the part of the band. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi