デレク&ザ・ドミノス楽曲多数の伝説的ツアーから札幌公演を全曲収録!
2023年に海外アーティスト初の日本武道館100回公演を記録するクラプトン。その来日史上玄人筋に最も人気の高いのがこの2006年ツアー。まずメンツが凄い!現テデスキ・トラックス・バンド"新世代のギター・ヒーロー"デレク・トラックス(g)を加え、ドイル・ブラムホール2世(g)とのトリプルギター編成、かつリズム隊にダニー・ハサウェイ『ライヴ』他で知られる名手ウィリー・ウィークス(b)、ジョン・メイヤー・トリオやチャーリー・ワッツ死去後のストーンズサポートなどでも有名なスティーヴ・ジョーダン(ds)という、二度と拘束不可能な超一流を揃ったツアーというだけで貴重。さらにセットリストが凄いことになっており、この来日はアルバム『Back Home』(2005)ワールドツアーとして欧州・米国に次いでの来日だったが、デレク・トラックスの天才的スライド・ギターが、クラプトンの亡き盟友デュアン・オールマンを思わせたか、デュアンと共演したデレク&ザ・ドミノスの名盤『いとしのレイラ』(71年)を含むドミノスナンバーのセットリスト占有率が来日中にどんどん増えていく...というファン狂喜の異常事態になったことでも特筆すべき。本CDは11/26札幌ドーム公演を全曲収録。ツアー中に曲順が流動的だったドミノス「Tell The Truth」が1曲目に固定されたことでバンドはのっけからトップ・ギアに入っているような快調ぶりで、天翔けるようなデレクのスライドの煌めきに煽られたクラプトンもダイナミックなブルーズ・ギターで迎え撃つ、というギター弾き魂むき出しのストロングスタイルな展開がスリリング!かと思えば泣きの名曲DIS2(4)『Wonderful Tonight』(77年『スローバンド』)、(9)「Running On Faith」(89年『ジャーニーマン』)ではデレク・トラックスは繊細なスライドを奏でクラプトンとむせび泣き対決で泣かせます!また、DISC1(5)~(9)はアコースティックセット。ロバート・ジョンソン「When You Got A Good Friend」は札幌のみでのプレイされたレアナンバー。高度かつ熱い演奏とレアなセットリストが生んだ奇跡的な一夜の記録!お聴き逃がしなく!
Eric Clapton guitar / vocals
Derek Trucks guitar
Doyle Bramhall II guitar / vocals
Willie Weeks bass
Steve Jordan drums
Chris Stainton keyboards
Tim Carmon keyboards
Michelle John backing vocals
Sharon White backing vocals (C)新宿店:村越 辰哉
タワーレコード(2023/01/20)
2005年発表のアルバム『Back Home』リリースに伴う、2006~2007年のワールドツアーより、通算17回目となった来日公演の中でも"ベストパフォーマンス"との呼び声も高い、11月26日北海道・札幌ドーム公演を収録。
デレク・トラックス(g)をバンドメンバーに加え、ドイル・ブラムホール2世とのトリプルギター編成となったこの年のツアー。リズム隊も、ウィリー・ウィークス(b)、スティーヴ・ジョーダン(ds)の両レジェンドを迎えたラインナップ。
オープニングのデレク・アンド・ザ・ドミノス「Tell The Truth」からデレク・トラックスのスライドが全開。つづく同じくドミノス「Got To Get Better In A Little While」ではウィリー・ウィークスのベースソロも飛び出すなど、序盤からボルテージは最高潮。前節のヨーロッパツアーのセットリストには組み込まれていなかった「Motherless Children」でのクラプトン、デレク、ドイルのトリプルスライドギターも圧巻。
ほか、「When You Got A Friend」「Key To The Highway」「Outside Woman Blues」「Nobody Knows You When You're Down And Out」「Running On Faith」といったアコースティックセットから、後半の「After Midnight」「Wonderful Tonight」「Layla」「Cocaine」、そしてアンコールの「Crossroads」まで、クラプトン以下バンドのコンディションの良さをうかがわせる息の合ったコンビネーションと、ブルージーかつグルーヴィーなすばらしいパフォーマンスを完全収録。
発売・販売元 提供資料(2022/12/28)