第一作『太陽の光』の録音からまる12年。前作の『やさしい雨』から4年、平田王子、渋谷毅によるデュオユニット"ルース・ド・ソル"による第5作が完成しました。この4年の間には世の中を揺るがすコロナという現実的な影響も大きく受けながら、それでいて、数々のライヴと、旅もしてきた2人。世界観はそのままに、本作では、ニュートラルに、時を経ての変化が印象的な一作になりました。 (C)RS
JMD(2022/12/28)
平田王子、渋谷毅Duoユニット-Luz do Sol(ルース・ド・ソル)、4年ぶり、通算5作目。
第1作『太陽の光』から12年、感情の機微によりそう優しさにあふれた物語、再び。
第一作『太陽の光』の録音からまる12年。前作の『やさしい雨』から4年、平田王子、渋谷毅によるデュオユニット"ルース・ド・ソル"による第5作が完成しました。
この4年の間には世の中を揺るがすコロナという現実的な影響も大きく受けながら、それでいて、数々のライヴと、旅もしてきた2人。世界観はそのままに、本作では、ニュートラルに、時を経ての変化が印象的な一作になりました。
ユニットの原点はボサノヴァ、ブラジル音楽。小野リサの楽曲を冒頭に、今回もジョビンにカエターノの楽曲を収録。一方、その原点に軸をおきながら、10曲中4曲(平田3/渋谷1)がオリジナル、演奏仲間である西尾賢による曲を加える構成。ブラジル音楽の本質と呼応しながら、自らの日々と向き合って生み出した平田のオリジナルのしなやかな美しさとある種の切実さ(師であった人との思い出をうたうM3,鮮やかな記憶を綴ったM6)、渋谷と西尾の楽曲にあふれる日本人の心象風景と郷愁感、これらが大きくまじわったこの作品は、よりオリジナリティが深まったといえます。
感情豊かな声とギター、やわらかくニュアンスにとんだピアノ。そして、今回も、マルチリード奏者、松風鉱一が5曲に参加。各曲、楽器をもちかえての至高の演奏が作品に奥行きを与えています。セサミ・ストリートゆかりのM2,ノラ・ジョーンズのM4などアメリカン・ニュー・スタンダードも織りまぜ、静かにゆったり…聴く人の琴線をやさしく揺らします。
発売・販売元 提供資料(2022/12/20)