Suicide Silence (スーサイド・サイレンス)のセンチュリー・メディア復帰第一弾となるアルバム『Remember… You Must Die』 "獰猛なSuicide Silence"に戻ったと確信する1枚!
『Remember… You Must Die』は、"完全復帰作"だ。
現代のエクストリームメタル、デスコアのゴッドファーザーとして君臨するSuicide Silence (スーサイド・サイレンス)が凄まじい狂気と熱量を誇る内容の最新作を発表する。今作は、デスコア・バンドとしての人気を決定的なものにし、現在も高い評価を得ている故Mitch Lucker在籍時の初期3作『The Cleansing』(2007年)、『No Time To Bleed』(2009年)、『The Black Crown』(2011年)以来となるCentury Media Recordsからのリリースだ。レーベル凱旋ということもあり当時の残虐性を見事に取り戻した今作は、バンドがニューメタルに方向転換したロス・ロビンソンのプロデュースによるアルバム『Suicide Silence』(2017年)でバンドから離れたファンも聴くべきアルバムだ。"デスコア"から一歩下がって自分を見つめ直した結果、バンドはSuicide Silenceの核となるサウンドに改めて戻ることができた。
今作のテーマは"H.A.P.(heavy as possible?=可能な限りヘヴィであるか) "だったとMark Heylmunは振り返る。メンバーたちが作曲の過程で常にこのフレーズを己に問いかけ、徹底的にヘヴィであることにこだわり抜いた楽曲を生み出した。不穏な空気を内包した(1)「Remember...」から濃縮された暴虐性が渦巻く(2)「You Must Die」へとなだれ込んだ瞬間、往年のファンたちが歓喜の声を上げることは間違いないだろう。速さもさることながら、(5)「Kill Forever」、(7)「Altar of Self」のおぞましいブレイクダウン、ヤリ過ぎなホラー要素満載のMVが話題を呼んだ(3)「Capable of Violence (N.F.W.)」まで圧倒的な仕上がりである。また、ニューメタルにシフトした時期を経たからこそ生まれたであろう「Fucked For Life」もバンドの新たな一面を感じさせる。また、10年に渡ってカリスマMitch Luckerの影に隠れ、ファンから厳しい目に晒され続けてきたEddie Hermidaにとって最も衝撃的なパフォーマンスが収められているのも今作の特徴である。Suicide Silenceの音の渦の中心にある絶望を唸り声、鳴き声、うなり声などを操り巧みに表現している。
「このアルバムは、俺がバンドに参加して以来、最もストレートでヘヴィなデスコア・アルバムだ。ルールも制限もない、誰もがひれ伏す作品になっているよ!」
2022年に加入したErnie Iniguezの圧巻のドラミングも今作のキーとなっている。彼は前作からレコーディングに参加しているが、本格的にメンバーとなった今作ではバンドをネクスト・レベルに押し上げた。「Ernieはバンドのファンの視点とハングリーなミュージシャンの立場から今作に取り組んでくれた。俺たちに貪欲さを注入してくれた立役者だよ」とChris Garzaは語る。続けてChrisは「SUICIDE SILENCEはSuicide Silenceに戻る!」と宣言する。「俺たちはここに至るまで長い間地獄を味わったけど、俺達は過去よりも良くなったんだ!」。
<Suicide Silence>
Eddie Hermida - vocals
Chris Garza - guitar
Mark Heylmun - guitar
Dan Kenny - bass
Ernie Iniguez - drums
発売・販売元 提供資料(2023/02/10)