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誰が農業を殺すのか 新潮新書

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フォーマット 書籍
発売日 2022年12月19日
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784106109768
ページ数 272P

構成数 : 1枚

目次
はじめに
第一章 中韓に略奪されっぱなしの知的財産
1 中国の"フルーツのトップスター"はなぜ愛媛生まれなのか
2 "意識高い系"が反対した種苗法改正
3 知的財産権を軽視する農業界の重鎮たち
4 種苗は海外展開で守れ
第二章 「農産物輸出5兆円」の幻想
1 農水省が自賛する「輸出1兆円」の呆れた実態
2 ズレすぎ! 上海の高級料理店でパックご飯をアピール
3 輸出すべきは農産物より知的財産
第三章 農家と農地はこれ以上いらない
1 農家が減れば農業は強くなる
2 減反政策で失われた国際競争力
3 耕作放棄地問題は農水省のマッチポンプ
第四章 「過剰な安心」が農業をダメにする
1 「有機25%」というありえない国家目標
2 「有機0・6%」の現状には理由がある
3 遺伝子組み換え作物こそ、最も安全な食べ物である
第五章 日本のコメの値段が中国で決まる日
1 JAに潰されたコメの先物市場
2 先物市場を国策として推進する中国
第六章 弄ばれる種子
1 「日本の農業がグローバル企業に乗っ取られる」という大ウソ
2 「奨励品種」という排除の論理
第七章 農業政策のブーム「園芸振興」の落とし穴
1 コメを敵視してきた秋田県知事の変節
2 高知県がうまくいっている理由
第八章 「スマート農業」はスマートに進まない
1 農業アプリの開発責任者が利益相反で解任されたスキャンダル
2 「スマート農業」の本質はデータにあり
3 ロボットを使うと効果がマイナスの場合も
おわりに
主要参考文献 初出一覧

  1. 1.[書籍]

日本の農政は「弱者である農業と農家は保護すべき」という観念に凝り固まっており、産業として独り立ちさせようという発想が全くない。
農家の減少は悪いことではない。数が減れば「やる気のある農家」が農地を持つことになって、生産性は上がるのだ。
一方で、あまりにも内向きで国際的な趨勢についていけない対応が理由で、米価が中国の先物市場で決まってしまう未来も見えてきた。
農業ジャーナリストが返り血覚悟で記した「農政の大罪」。

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