新時代アーティストの「作品1」を生み出すレーベル "オーパス・ワン"Opus One"は作品番号「1」を意味する名称を冠し、特定のコンクール歴や活動実績にとらわれることなく、制作ディレクターがそれぞれアーティストを選定。2019年は5人、2020年は3人、2021年は1人の若き異能を輩出し、CDデビュー後はそれぞれが独自の活躍をとげて現在のクラシック界に存在感をしめしている。CDでは過去に邦人作曲家の作品を積極的に世に送り出してきたクラシックレーベルとしてそれを引き継ぎ、各アルバムに1曲は必ず邦人作品を取り上げている。2年振りになる第4期生は、チェリスト櫃本瑠音の1名を選出。現在29歳の櫃本は、パリ地方音楽院を首席で卒業し、パリ・オペラ座管弦楽団のアカデミー生として研鑽を積む。現代を生きる作曲家の作品を多く選曲し、大胆かつ深みのある豊かな表現力で、聴くものを色彩溢れる舞台に誘う。 (C)RS
JMD(2023/01/20)
次代のクラシックを担う若き異才たちが集結。濃厚な音と色彩の洪水―新型"映える"チェリストが描き出す音舞台。
新時代アーティストの「作品1」を生み出すレーベル "オーパス・ワン"
"Opus One"は作品番号「1」を意味する名称を冠し、特定のコンクール歴や活動実績にとらわれることなく、制作ディレクターがそれぞれアーティストを選定。2019年は5人、2020年は3人、2021年は1人の若き異能を輩出し、CDデビュー後はそれぞれが独自の活躍をとげて現在のクラシック界に存在感をしめしている。CDでは過去に邦人作曲家の作品を積極的に世に送り出してきたクラシックレーベルとしてそれを引き継ぎ、各アルバムに1曲は必ず邦人作品を取り上げている。
2年振りになる第4期生は、チェリスト櫃本瑠音の1名を選出。
現在29歳の櫃本は、パリ地方音楽院を首席で卒業し、パリ・オペラ座管弦楽団のアカデミー生として研鑽を積む。
現代を生きる作曲家の作品を多く選曲し、大胆かつ深みのある豊かな表現力で、聴くものを色彩溢れる舞台に誘う。
発売・販売元 提供資料(2023/01/19)
本CD収録曲はいずれもピツィカートやダブルストップ、グリッサンドなどの奏法が多く登場する難易度の高い曲ばかりであるが、奏者はそれらをものとも労せず、終始濁り詰まりのない精緻で柔らかいほどの滑らかな音色で美しくリズミカルに弾き切っている。
ゆったりとしたテンポ感のうえに歯切れよい重音の刻み、グリッサンドに低弦の分厚い音色が心地よく耳に響くピアソラのグラン・タンゴ、民族楽器風の独特の響きをあえてチェロの無伴奏ソロで再現させたかのような幻想的で神秘的なソッリマのラメンタチオ、フレーズごとに絶妙な間合いをとる黛敏郎のBUNRAKU、素晴らしく哀愁を誘うチェロの低音の分厚い響きは特筆すべき
である。
収録曲全体を通じて、チェロの歌い方や間の取り方の絶妙さと同時に、さまざまな奏法を駆使する奏者の極めて高い技術力が驚くほど精緻に録音に反映され、ここにそれぞれの現代音楽が生き生きと美しく再現されている。