モーツァルト、J.C.バッハほか: モテット、詩篇曲、マニフィカト集

ミラノのモーツァルト！

ギスリエーリ合唱団
ギスリエーリ合奏団（古楽器）
指揮：ジュリオ・プランディ
とてもソフトで気持ち良さそうな器楽の音色が素敵だす。

収録曲は
クリスティアン・バッハの詩篇109番 W E15

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは２曲
奉献唱「憐れんでください、主よ」K. 222
ロビン・ヨハンセンのソプラノで
モテット「喜び踊れ、汝幸いなる魂よ K. 165

ジョヴァンニ・アンドレア・フィオリーニの無伴奏合唱のモテット「おお、聖なる饗宴」

カルロ・ヴィストーリのカウンターテナーで
メルキオッレ・キエーザのモテット「雷鳴轟く天をもって」
アンブロジオ聖歌（無伴奏）
アンティフォナ「わたしの霊は神に歓喜し」
この作品のみ スコラ・グレゴリアーナ・ギスリエーリ
指揮：レナート・カデル

最後に
J. C. バッハのマリアの讃歌「わたしの魂は主を崇め(マニフィカト)」 W E22

器楽合奏つきの作品が おしなべて明るく流麗な 古典派らしい音楽です。
ソプラノが技術的な面で惜しいところがありますが それは些細。なにより合唱の安定感が見事です。

モーツァルトやクリスチャン・バッハがミラノで書いた これらの宗教曲の明るく天真爛漫な音楽は、聴くだけで幸せな気分になります。

古典派音楽の好きな方にお勧めできるアルバムです。