構成数 : 1
■朝鮮・韓国歴史地図
■安重根揮毫(遺墨)と同志たち
■『安重根』(翻訳文)岡井禮子
緒言
第一章 安重根の出生
第二章 安重根、少年時代に賊党を討つ
第三章 安重根の尚武主義
第四章 安重根の義侠心
第五章 日本の韓国経営および保護条約の概況
第六章 安重根、国事に奔走
第七章 伊藤博文の脅迫による韓国皇帝の譲位と丁未七条約の強制締結
第八章 安重根、祖国を去る
第九章 安重根、国民を勉励し団合(団結)を訴える
第十章 安重根の義挙
第十一章 伊藤博文、(大韓帝国の)陸軍部を廃し、司法権を奪取
第十二章 伊藤博文の満洲視察
第十三章 安重根の活動
第十四章 安重根の伊藤博文狙撃
第十五章 家族及び志士ら、禍いに遭う
第十六章 日本の対策と安重根の態度
第十七章 日本の巧みな誘引策
第十八章 二人の弟と面会
第十九章 韓国人弁護士、血を吐く
第二十章 日本、韓国皇帝に連座罪を被せようとする
第二十一章 獄中時の従容たる態度
第二十二章 公判時の状況
第二十三章 各国弁護士の態度
第二十四章 安重根の最期
第二十五章 二人の弟、日本を痛罵する
第二十六章 禹徳淳の歴史概観
第二十七章 安重根の従弟、安明根
第二十八章 李在明と金貞益
結論
■安重根小史 申景浩
一、出生と成長
二、義族の先鋒に立つ
三、天主教(カソリック)への入信と布教活動
四、乙巳(保護)条約以後の教育・啓蒙運動
五、武装闘争への変身
六、沿海州での義兵闘争と断指同盟
七、世界を震撼させた七発の銃声
八、旅順監獄における闘争
九、殉国と英雄の最期
十、安重根が残した言葉と文章
■安重根と千葉十七 金容権
■『安重根』(原文) 朴殷植
■訳者あとがき
今日の日韓関係、朝鮮半島問題を考える人々に贈る。
朝鮮の歴史家で大韓民国臨時政府の第2代大統領であり作家でもあった朴殷植(1859~1925)が、後世に伝えたかった安重根(1879~1910)の歴史。伊藤博文を撃った、暗殺者"安重根"。その、人となりや独立精神、平和主義を記した安重根傳を、現代日本人に読みやすく原文から新たに翻訳した一冊。
■後付け解説文 『安重根と千葉十七』
「玄海(界)灘に「見えない橋」が架けられていた! 安重根と千葉十七の心の〝交流〟が築いた今日的意義を問う」より抜粋
韓国ではもちろんのこと、日本でさえも安重根(アンジュングン:日本では従来「あん・じゅうこん」と呼ばれてきた)のほうが千葉十七(とひち)よりもずっと知られている。安重根というと、彼に暗殺された伊藤博文がいつもセットでイメージされることが多いようだ。ここで述べる千葉十七と安重根の関係は、馴染まない違和感があるのだろうか。それはどうしてなのか――。
それは、「歴史」はつねに書かれたものによってつくられ、それを通じて人びとはイメージするからではなかろうか。
「安重根と伊藤博文」の組み合せが自然なのは、一九〇九年十月二十六日、安重根が伊藤博文をハルビン駅頭で狙撃暗殺した事件が、日本・朝鮮はもとより、世界を震撼させるほどのビッグニュースであったし、それだけに後世に広く伝えられてきたからであろう。
日本において、安重根というと暗殺事件に象徴されるように、その行動に関心がいきがちであるが、むしろ彼が教育事業を行った事実や、獄中で書いた「東洋平和論」や遺墨に見られるその思想性に注目すべきだろう。安重根が韓国では、志操をもつ義士として呼ばれるゆえんである。
彼はまた、「本来文明とは東西の賢人、男女、老人、少年を論ずることなく、すべての者が天賦の性(格)を守って道徳を尊び、互いに争いのない心をもって生活し、ともに泰平を享受することである」と述べているが、これは痛烈な反帝国主義かつ反侵略主義的な平和思想である。
平和思想の持ち主がまたどうして暗殺劇へと走ったのか、という疑問もあろうが、それは朝鮮民族を奮い立たせるための切羽詰まった最後的手段であった。
千葉十七は、(旅順監獄署の看守として死刑執行されるまで)三か月にわたって安重根を監視するなかで、安の思想、人柄、性格など全体を知るようになる。
ついには安に心服するようになる。
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年12月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 展望社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784885464256 |
| ページ数 | 216 |
| 判型 | A5 |

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