グローバル・アンセム「7 Years」にて、世界中の聴衆を魅了してから2022年で7年(7 Years)――。
パーソナルな物語を普遍的でユニバーサルなポップ・ソングに昇華させる名人、ルーカス・グラハムが新たなアルバムを引っ提げシーンに戻ってきた!
待望のニュー・アルバム『4(THE PINK ALBUM)』発売決定!
世界的ヒット曲「7 Years」「Love Someone」にてグラミー賞®に3度ノミネートされ、ポップで親しみやすいソウルフルなサウンドと、その透き通る歌声で人気を博するデンマーク出身のルーカス・グラハム。2018年以来、約3年3カ月ぶりとなる全11曲収録の新作アルバム『4 (THE PINK ALBUM)』は、長年にわたる<自分探しの旅>をテーマにしたという。
Ryan Tedderがコライト、プロデュースを手掛けたという先行トラック「Wish You Were Here [feat. Khalid]」は、Blythe Thomasがディレクションを手掛けたMusic Videoも公開されている。楽曲「7 Years」にも登場し、彼に多大なる影響を与えた父親の喪失も経験しながらも、自らも父親となったルーカス。
いつしか創作のマンネリ化という罠にはまっていたという彼は、2020年には断酒を決意。ファミリーと過ごす時間を大切にしながら、生まれ故郷であるコペンハーゲンの自宅から自転車で約10分の場所にある、楽曲制作の原点となったリハーサル・スペースにて音楽を制作することにフォーカスしたという。そこで生まれた『4 (The Pink Album)』は、その期間に起こったすべてのことを振り返ることに加え、自分がどうあるべきかを考え、進化させることに成功したという。
このアルバムについて、ルーカスは以下の様に語っている。
「『4 (The Pink Album)』は純粋に自分を反映させたものなんだよ。もう金輪際二度とお酒を飲まない、とは言わないけども笑、僕はお酒をやめてクリーンになった。セルフ・メディケーションの必要性を感じるほどになっていたからね。曲を書いたり、リハーサルしたり、音楽で仕事をするのが、この2~3年でまた楽しくなってきたんだ。
僕はこのアートにしっかり向き合おうと思ったよ。ただ、プロフェッショナル(=職業的)であろうとは思ってなくて。僕が目指すのは、幸せなアマチュアであることなんだ」
パーソナルな物語を普遍的でユニバーサルなポップ・ソングに昇華させる名人、ルーカス・グラハム。彼の率直で等身大の歌が今日も誰かの心に響いている。
発売・販売元 提供資料(2022/12/02)
ソウル・ポップなサウンドが歓迎され、本作を含む4作すべてが本国でNo.1ヒットになっているデンマークの国民的人気バンド。その人気の秘密は共感を呼ぶパーソナルなストーリーテリングに加え、ウェルメイドな作風を超えたところで訴えかけてくるエモーショナルな歌にあると見た。カリード、ミッキー・ガイトンとのデュエットを含む全11曲。バラードをアンセミックに聴かせる終盤の流れは、まさに彼らの真骨頂。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.471(2023年2月25日発行号)掲載)