アルバム、シングルともに全米で最高位を記録し、世界的評価をさらに高めた5thアルバム。
インディー・レーベルによるリリースとしてはUK史上初となる5作連続の全英チャート1位に加え、全米ではオルタナティブ・アルバム・チャート、インディペンデント・アルバム・チャート、ロック・アルバム・チャートで1位となり、全体6位を記録。
ブリット・アワードにて最優秀ブリティッシュ・アルバム賞を再び受賞。マーキュリー賞とグラミー賞にもノミネートされた。
前作のトラディショナルなロックンロールから一転、今作では様々なタイプのロックサウンドに、R&Bやソウル、ヒップホップからの影響も取り入れ、バンド史上最高傑作と評価される音楽ファン必携の大名盤。
発売・販売元 提供資料(2022/11/21)
長い付き合いとなるジェイムズ・フォードに加え、新たにロス・オートンをプロデューサーに迎えた2年ぶりの新作。2009年作『Humbug』からの挑戦が貫禄に変わったことを印象付け、全編でバンドの自信と確信が窺える。大半の曲がミディアム~スロウ・テンポ。音数もあえて絞り、そのぶん際立ってきたアンサンブルの妙にじっくり耳を傾けたい。ブルージーなハード・ロックや思わず溜息が漏れる甘いバラードも良いが、やはり聴きどころは終盤のダンス・ナンバーか。R&B/ヒップホップを彼らなりに解釈したリズムのユニークさは当代随一。ブリティッシュ・ロックの伝統をとことんモダンに鳴らしているという意味では、若いインディー・ロック好きのみならず年季の入ったリスナーにも全力で薦めたい。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.359(2013年9月25日発行号)掲載)