「アシッド・ジャズ」を生み出し、ガリアーノやポール・ウェラーをプロデュースしたクリス・バングス。ミック・タルボットとのコラボレーションも話題となった彼が、ダンスフロアとラテン・ダイナマイトの大作『ファイアバード』をリリース。
Chris Bangsがダンスフロアとラテン・ダイナマイトの大作を携えて帰ってきた。この新作は、2022年6月のMick Talbotと行ったモッズクラブでのソウル・ジャズ・アドベンチャー、『Back To Business』に続くものである。BangsはQuiet BoysやYada Yadaとの活動で知られ、80年代後半にDJセットで「acid jazz(アシッド・ジャズ)」という言葉を作ったことでも知られている。現在まで、彼はシーンの中でも多作な人物であり続けている。Tal Cjaderの「Samba do Sueno」をアレンジした先行シングルが、ラテン・ジャズ・ダンサーである他の9曲と共に収録されている。
発売・販売元 提供資料(2022/11/28)
ミック・タルボットと組んだ『Back To Business』から1年足らずで、UKクラブ・シーンの重鎮が久々のソロ・アルバムを完成した。今回はブラジルやラテン・ジャズがテーマで、カル・ジェイダーを取り上げたヴィブラフォン全開の"Samba Do Sueno"がまず最強のフロア・キラー。燃える表題曲やファンキー&グルーヴィーな"Sambara"などのオリジナルも畳みかけ、ドン・ウン・ホマォンのサンバ"Kitchen(Cosinha)"もとにかくアガる!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.471(2023年2月25日発行号)掲載)