ケンタッキー出身の5人組バンド、White Reaperが4枚目のアルバム『Asking for a Ride』をリリース!
ケンタッキー州ルイビル出身の5人組バンド、White Reaperがニューアルバム『Asking for a Ride』を2023年1月27日にリリースする。また先行シングル「Pages」をリリースし、Lance Bangsが監督したミュージックビデオを公開した。この楽曲について、ボーカル/ギターのTony Espositoはこう説明している。「俺たちの初期の作品にあったかのような楽曲で、少ないコードとシンプルなメロディーで構成されている。でもそれのおかげで、ニューアルバムの他の曲に比べてかなりユニークなものになっているんだ。俺たちが取り組んでいたものを、みんなに見せるのが待ちきれないよ。」
親しい友人でありエンジニアであるJeremy Fergusonの協力もあり、レコーディングとアルバムの大半のセルフプロデュースをナッシュビルで行った今作で、バンドはより直接的で大胆なアプローチを見出した。バンド史上最もエキサイティングな、スライドリフと強力なフックが増えており、ロックという音楽がいかに楽しいものかを思い出させてくれる。
「自分たちがハッピーになる、ライブで興奮するような曲を作ろう」と、各地からリモートでセッションを行い、別々の場所でレコーディングし、結局アルバムの第一稿を全て解体して、また最初からやり直し、ベストだと感じるまで追求した。ギタリストのHunter Thompson曰く「自分たちがバンドとしていかに最高に機能しているか分かり始めたんだ」と。
4枚目のアルバムの発表に伴い、2023年の北米でのヘッドラインツアーも発表された。スペシャルゲストにNarrow Head、Militarie Gun、Taipei Houston、Mamalerkyを迎え、2月7日からスタートする。いままでヘッドラインツアーや、Pearl Jam、Weezer、The Killersら憧れのバンドのサポートを務め、またLollapaloozaといったフェスに参加するなど長期にわたりツアー生活を送ってきたWhite Reaperが、再びツアーに戻ってくる待望の公演となっている。
White Reaperはギター/ボーカルのTony Esposito、キーボードのRyan Hater、ベースのSam Wilkerson、ドラムスのNick Wilkerson、ギターのHunter Thompsonの5人からなるケンタッキー州ルイビル出身バンド。2019年リリースの前作アルバム『You Deserve Love』では収録曲「Might Be Right」がオルタナティブ・ラジオでヒットとなり、人気番組「Jimmy Kimmel LIVE!」でのパフォーマンスでテレビ初出演を果たした。疑いや混乱、手に入れにくくいつも複雑である愛、といったものがテーマとなった、スマートで鋭い楽曲たちに、The New York Timesは「70年代のスタジアム・ロックとガレージ・パワー・ポップのブレンド」、GQは「いい天気の日に打ってつけ」と高く評価した。2017年リリースの『The World's Best American Band』ではNoiseyの「2017年ベスト・アルバム100」、Pitchforkの「2017年ベスト・ロック・アルバム20」に選出され、好スコアを叩きだしている。
発売・販売元 提供資料(2022/11/04)
ウィーザーやキラーズのツアー・サポート経験もあるケンタッキーの5人組。エレクトラでの2枚目となるナッシュヴィル録音の通算4作目は、パワー・ポップ風だった前作の雰囲気から一転、オフスプリングを思わせる"Asking For A Ride"、フェルド・バイ・ラーメン風のダンサブルな"Heaven Or Not"などギター・リフ中心のアップビートな曲が並ぶ。泣きのメロディーも含め、男気溢れる痛快なポップ・パンク作。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.471(2023年2月25日発行号)掲載)