UKオックスフォード生まれのシンガーソングライター、Rhys Lewisの約3年ぶりとなる2枚目のアルバム。
アルバムは13曲で構成され、エイダン・グローヴァーとリース・ルイスによるプロデュース。
先行シングル「The Middle」について「The Middleは、数年前に経験した別れにインスパイアされたんだ。二人とも対処の仕方が全く違ったんだ。私の方が辛かったし、前に進むのが大変だった。数ヵ月後に再会したとき、私はまだ復縁を願っていたのですが、会話の中で彼女は新しい人に出会ったと言った。私は、彼女のために幸せになろうとしたことを覚えている。私がソングライティングで最も好きなことのひとつは、悲しみを他の人が慰めを見出すようなものに変えることができること。だから、もしあなたが同じようなことを経験したことがあるなら、この曲が友達になれるといいなと思う」と語っている。
発売・販売元 提供資料(2022/12/22)
UKはオックスフォード出身のシンガー・ソングライターによる約3年ぶりの新作。内省的な魅力が味わえた初作の内容を継続しつつ、今作は80年代風のシンセを多用したポップなアレンジも目立ち、新味を感じさせる。そしてやはり注目は彼のヴォーカルで、アル・グリーンやマーヴィン・ゲイに影響を受けたという歌声はパワフルで美しく、いかにもブルーアイド・ソウル的。伸びやかさが増しており、成長が感じ取れます。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.471(2023年2月25日発行号)掲載)