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構成数 : 1
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年11月 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 春秋社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784393930410 |
| ページ数 | 478P |
| 判型 | A5 |

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バランス良く編纂されているので、関心を持ち逡巡された場合は、目次を、是非、春秋社のHPで確認する事をおすすめする。
日本チェンバロ協会の第42回定例会「再々考フレスコバルディ」が一般参加も可だったので、内容をどこまで理解出来るか不安がよぎったが、聴かない方が後悔すると聴講した。講義後に、臨席されていた渡邊順生氏に、御著書『チェンバロ フォルテピアノ』の再販をお願いしたが、出版業界動向を教えて頂き、残念な気持ちで帰宅した。その4年後、この大事典が販売されていた。嬉々としたことは言うまでもない。
チェンバロは、小学生の時にテレビで一聴して好きになった。様々な作曲家を出会いと感性で鑑賞を重ねたが、やはり感覚だけでなく、知識や理解も大切であると痛感し、何故ならアルバムの数ばかりを重ねてという状態となるから、私のような門外漢でも導入書が欲しかった。元々、理論派には出来ていないので、聴き始めると蘊蓄の確認を忘れて聴く性向があるが、やはり聴いては読み、また聴くという積み重ねが当然良いのである。古楽は娯楽のみならず学芸の範疇の音楽で、学究と音楽性が不可分なのだと拝察する。
特にフランスと親和性が私はあるので、フランスの作曲家たちのチェンバロ作品を聴くことが多く、その魅力は他の音楽辞典(U.ミヒェルス編、白水社)の説明通りである。:
(バロック時代のクラヴィーア音楽において)“フランスではチェンバロ(〈クラヴサン〉)が支配する. (中略)
演奏は繊細かつ優美で,記譜通りではなかった.〈不等奏法〉(〈不等音符〉),つまりきわめてこまやかなリズムの延長,アッツェレランド,緩急のニュアンスなど,楽譜には書けない即興的で不規則な奏法が好まれた.”
つまり、端的に言えば、魅力の理由は、一筋縄ではないのである。
今後、この大事典と共に鑑賞を重ねてゆくのが楽しみである。
ジャン=フィリップ・ラモーの誕生日(1683年9月25日)に。