グラミー受賞アーティスト、エマニュエル・ハロルド、グレゴリー・ポーター参加の新曲とアルバムを発表! (C)RS
JMD(2022/11/12)
【国内盤先行発売】グラミー受賞アーティスト:エマニュエル・ハロルド、グレゴリー・ポーター参加の新曲とアルバムを発表!
2022年8月にソロEP『ファンク・ラ・ソウル』をデジタル配信したエマニュエル・ハロルドが、待望のアルバム『ウィー・ダ・ピープル』を2023年1月にリリースすることが決定した。
数々のグラミー賞にノミネート/受賞歴のあるエマニュエルはグレゴリー・ポーターのドラマーとして知られ、これまでにデーモン・アルバーン、デ・ラ・ソウル、ウィントン・マルサリス、ロバート・グラスパーからスティーヴィー・ワンダーまでもの幅広いアーティストとの共演経験をもつ。既発のEP同様、今作もR&B、ジャズ、ファンク、ゴスペル、ヒップホップが取り入れられており、ファースト・シングル「I Think」ではグレゴリー・ポーターがフィーチャリング・ヴォーカリストとして参加している。
アルバムには他にも、日本でも放送されている医療系ドラマ『レジデント型破りな天才研修医』などにも俳優として出演しているグラミー受賞アーティスト:マルコム= ジャマル・ワーナーや、エマニュエルの兄弟でジャズ・トランペッターのキーヨン・ハロルド、さらに同じくグレゴリー・ポーターのコラボレーターでもあり、グラミー受賞ミュージシャンのティヴォン・ぺニコットなどがゲスト参加している。
タイトル・トラック「We da People」はシンセとミニマルなギターとベースが用いられ、そこにグラミー受賞俳優兼ミュージシャンのマルコム=ジャマル・ワーナーの力強い語りが乗せれれたジャズ、R&B、そしてファンクの要素が融合した1曲。一方の「Fight Harder」では、エマニュエルの兄弟のキーヨン・ハロルドによるトランペット、そしてクリスタル・"クリッシー"ラムソム・アンド・チャールズ・ラムソムIIによるソウルフルなバック・ヴォーカルをエマニュエルとゲスト・ミュージシャン達が絶妙に調理している。同アルバムは、何年にもわたり名だたるアーティスト達と仕事をしてきたエマニュエルが所有する創造力全てを落とし込んだカタログと言えるだろう。スタイルやジャンルが様々なのはもちろんのこと、何より重要なのはそれら全てに共通するつながりのようなものが感じられるということ。すでにエマニュエルの演奏を聴いたことのある者にとっては、今作は彼の新たな音楽的冒険として捉えてもらえたら良い。そして、今回初めてエマニュエルを耳にする者にとっては、今以上に彼の音楽を知るのに良い機会はないと言えるだろう。
発売・販売元 提供資料(2022/10/31)
グレゴリー・ポーターのドラマーで多彩なアーティストとも共演歴があるマルチな才能。昨夏リリースのソロEP『Funk La Soul』は事前のイメージを大きく覆すダンサブルなディスコ~ファンクが詰まっていたが、待望のフル・アルバムも隠していた手札を次々に切るように、躍動感に溢れた楽しいスタイルの楽曲を聴かせてくれる。グレゴリーが歌うファンキーな"I Think"をはじめ、マルコム=ジャマル・ワーナーや兄弟のキーヨン・ハロルドもサポート。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(vol.470(2023年1月25日発行号)掲載)
グラミー賞にノミネートされたアルバム『All Rise』を初めとしたグレゴリー・ポーターの諸作への参加で知られるドラマー、エマニュエル・ハロルド。コンポーズ、アレンジ、プロデュースの全てを自身で行ったフル・アルバム。盟友グレゴリー・ポーターがフィーチャーされた《I Think》の軽快なソウル・ジャズや、ブルース・フィーリング溢れるギターやキーヨン・ハロルド(tp)のブロウが哀愁を感じさせる《Fight Harder》がハイライト。ツボを抑えたスティックワークでのウワモノを引き立たせる職人技的なプレイで、どっしりと重心の低いグルーヴを堪能出来る一枚。
intoxicate (C)栗原隆行
タワーレコード(vol.161(2022年12月10日発行号)掲載)