図説徳川家康と家臣団 平和の礎を築いた稀代の〝天下人〟

構成数 : 1枚

はしがき
松平一族と家康の誕生
室町幕府・伊勢氏の被官として台頭する松平氏
勢力を拡大する安城松平氏に起きた「家督争い」
守山崩れ―武勇で名を轟かせた祖父・清康が惨殺される
松平広忠に待望の嫡男・竹千代(家康)が誕生する
酒井・本多・大久保など家康を支えた"三河武士団"
織田の人質から今川麾下の国衆へ。築山殿と婚姻を結ぶ
家康不在の岡崎を支え続けた大伯母の「しんさう」(久)

II 戦国大名・徳川氏の成立
桶狭間合戦―岡崎に帰り今川からの独立を画策
今川へ逆心! 実名の元康を改め「家康」と名乗る
三河の一向一揆を追放、門徒家臣の多くを帰参させる
悲願の三河一統を達成、松平から「徳川」へ改姓する
武田信玄と同盟を結び遠江へ侵攻、苦悩する国衆たち
三河・遠江二ヵ国の大名となり浜松城を本拠に

III 対武田・親織田の狭間で苦悩する
三方原合戦─"三ヵ年の鬱憤"を晴らす信玄に敗北
長篠合戦―領国存亡の危機! 長篠での激戦を制す
嫡男・信康を自刃させ、正妻の築山殿を成敗
横須賀城を築き高天神城を総攻撃、勝頼は面目を失墜する
武田氏滅亡、東海三ヵ国の織田家親類大名となる
まさかの本能寺、家康主従は命がけの伊賀越えを敢行

IV 生涯のライバル・秀吉との対立と従属
天正壬午の乱─旧武田領国を北条・上杉・真田らと争う
小牧・長久手合戦─織田信雄と結び秀吉と激突
相次ぐ危機、信濃国衆の離反と石川康輝(数正)の出奔
ついに秀吉へ従属し上洛。財政再建のため領国改革を実施する
駿府城─慶長期天守台から出土した天正期の遺構
小田原合戦─秀吉に従い関東・奥両国惣無事の実現へ
関東移封─江戸を中心とした最大の領国を得る
羽柴家康となり京・伏見に滞在、多彩な交流・情報収集へ

V "天下人"への途
秀吉が死去。五大老となって幼少の秀頼を支える
三成失脚、政変を利用し「天下殿」へと歩みだす
前田氏を恭順させ、上杉氏討伐のため会津へ出陣
三成挙兵! 伏見落城で鳥居元忠が討ち死に
会津討伐を中止して西上開始、岐阜・上田で前哨戦始まる
両軍激突!! 天下分け目の決戦・関ヶ原
江戸開幕─豊臣政権から独立して征夷大将軍に就任

VI 二五〇年つづく、徳川の世へ
秀忠が二代将軍に就任。大御所となり国政を主導する
二条城での面会。旧主・羽柴秀頼との微妙な関係
名高い京都大仏鐘銘事件、ついに羽柴家と決裂
大坂冬の陣─真田丸の攻防と老獪な講和条約交渉
羽柴家宿老かつ家康の奉行としても活躍した片桐且元
大坂夏の陣─再び戦う家康と秀頼、羽柴氏滅亡へ
「元和偃武」。徳川"平和"の時代へ歩みを進める
巨星墜つ─平和の実現に尽くした75年の生涯

VII 神格化と語り継がれる家康像
遺言により久能山に埋葬、天海に託した祭祀構想
秀忠の親裁で「権現」号が付与される
カリスマ性増進のため日光東照宮を荘厳化
対馬やエトロフ島にまで勧請された東照宮

VIII 家康の指示で大都市へと発展した江戸

IX 天下取りを支えた家族と家臣団

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