2015年7月22日にリリースされた佐野元春&THE COYOTE BANDのアルバム『BLOOD MOON』の再発盤。ザ・コヨーテバンド名義による3作目となるオリジナル・スタジオ盤。70's、80's、ファンク、ディスコ、アフロ、フォーク、R&B、サイケデリックなど、ジャンルをまたいだサウンドを展開。全編を通じて、エッジの効いた純度の高いダンサブルなロック・サウンドとなっている。リリックの面では、バンドの強靭なグルーヴをともなって、どの曲からもメッセージ性の高い歌詞が強烈に刺さってくる。フロント・カバーのデザインはヒプノシスの流れを汲む英国のデザイン・チーム"StormStudios"。(ピンクフロイド、10cc、Alan Parsonsをはじめ、数々の印象的なアルバム・カバーをデザインしたグラフィック・チーム)サウンドは、長年、佐野のサウンドを手がけているレコーディング・エンジニア渡辺省二郎と、世界屈指のマスタリング・エンジニアTed Jensenの手により、バンドのライブなサウンドを生かすべくアナログ音を重視したサウンドに仕上がっている。 (C)RS
JMD(2022/11/08)
佐野元春アルバム・映像作品、11タイトルを再発!
2015年7月22日にリリースされた佐野元春&THE COYOTE BANDのアルバム「BLOOD MOON」の再発盤。ザ・コヨーテバンド名義による3作目となるオリジナル・スタジオ盤。
70's、80's、ファンク、ディスコ、アフロ、フォーク、R&B、サイケデリックなど、ジャンルをまたいだサウンドを展開。全編を通じて、エッジの効いた純度の高いダンサブルなロック・サウンドとなっている。リリックの面では、バンドの強靭なグルーヴをともなって、どの曲からもメッセージ性の高い歌詞が強烈に刺さってくる。
フロント・カバーのデザインはヒプノシスの流れを汲む英国のデザイン・チーム 'StormStudios'。(ピンクフロイド、10cc、Alan Parsonsをはじめ、数々の印象的なアルバム・カバーをデザインしたグラフィック・チーム)サウンドは、長年、佐野のサウンドを手がけているレコーディング・エンジニア渡辺省二郎と、世界屈指のマスタリング・エンジニアTed Jensenの手により、バンドのライブなサウンドを生かすべくアナログ音を重視したサウンドに仕上がっている。
発売・販売元 提供資料(2022/11/04)
結成より10年を迎えたTHE COYOTE BANDとの、3枚目となるフル・アルバム。オルガンやピアノを交えたバンドの演奏はさらに熟達し、風通しの良いミッド・グルーヴが、じわじわと熱を帯びて昂揚をもたらす。本作は、これまでの彼の作品のカラーとして通底する〈時代性〉の発露がとりわけ明白で、タイトルも意味深長な"誰かの神"をはじめ、寓意と示唆に富んだ言葉が社会の混迷や変質を射抜き、聴き手の心にそっと希望の火を灯してくれる。アメリカーナな"本当の彼女"や、ファンキーなベースが反復するポスト・パンク調の"私の太陽"など、随所に豊かな音楽的バックグラウンドが滲み出ているのも彼らしい。デビュー35周年にして、また新たな創造性のピークを迎えているようだ。
bounce (C)鬼頭隆生
タワーレコード(vol.381(2015年7月25日発行号)掲載)