半世紀前に残された「知られざる」にもほどがある一枚
鈴木茂、小原礼、高橋幸宏、林立夫、駒沢裕城、松任谷正隆といったメンツも演奏で参加している1972年発表のバンド唯一作の発売50周年記念盤。最初のCD化が2009年と発表からかなりの年月を経てからのものであったからか、あまりにも本作の知名度は低い。はっきり言ってもったいない。はっぴいえんど×オフコースといってもいいような土着と洗練の共存がなんだか心地よい。 (C)オンライン:奥田 賢悟
タワーレコード(2022/12/02)
小田健二郎、野中英一、猪野佳久からなるバンド"竹千代"が仲間たちと残した唯一のオリジナル・アルバム「竹千代ファースト」(オリジナル:一九七二年発売)。最新リマスタリングを施した発売50周年記念盤が登場!
参加ミュージシャン : 鈴木茂(E.Guitar)、小原礼(Bass)、高橋幸宏(Drums)、林立夫(Drums)、駒沢裕城(Steal)、松任谷正隆(Piano.Organ.Banjo) ほか。
東京(地球)からの脱出をテーマにしたコンセプト・アルバムで当時のA&MレコードやCSN&Yに強く影響を受けたサウンドに、今日でも鮮明に響く普遍的なメッセージが抜群のコーラスワークで紡がれる全9曲収録。
プログレッシヴロックやサイケデリックが香ってくるソフトロック・サウンドを主軸に、ファンクセッションやカントリーソングなども内包する懐の深い作品。1曲目に収録された「いつか どこか むかし」の冒頭のギター音だけでも本作を名盤とたらしめる荘厳な響き。大胆な展開を見せる4部構成からなる表題曲「脱出組曲」で本バンドが唯一無二の存在であったことを伺い知ることができる。
そして演奏メンバーには、その後の日本の音楽シーンで活躍するメンバーが大集結。すでに「SKYE」や「はっぴぃえんど」で活動していた鈴木茂、林立夫(ds)、駒沢裕城(steal)、松任谷正隆(key)など「フォージョーハーフ」の面々に加え当時「ガロ」のリズム隊であった小原礼(b)と高橋幸宏(ds)が全面参加。なお2作品目のリリースをみこして「ファースト」と冠したが本作リリース後は個々の活動がメインとなりバンドは自然消滅、2ndアルバムが出ることはなかった。
小田はのちに大橋純子&美乃家セントラル・ステイション~もんた&ブラザーズ、猪野は寺田十三夫と信天翁、ブレッド&バターの『真南風』(75年)、『ライヴ』(76年)に参加するなど音楽活動を行なった。
発売・販売元 提供資料(2022/11/17)
小田健二郎、野中英一、猪野佳久からなるバンド"竹千代"が仲間たちと残した唯一のオリジナルアルバム『竹千代ファースト』(オリジナル:一九七二年発売)。メンバー立ち合いで最新リマスタリングを施した"発売50周年記念盤"が登場! (C)RS
JMD(2022/10/15)