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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年10月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000272476 |
| ページ数 | 126 |
| 判型 | B6 |
構成数 : 1枚
この本の内容
はじめに
第1章 なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの?――地域によって生息する動物の種類がちがう理由
クマの分布を調べたい
ヒグマは大陸からやってきた?
ニホンザルは世界中探しても日本にしかいない
固有種(こゆうしゅ)が経験した共通のできごととは?
動物の地理境界線――ブラキストン線
コラム1―1 パンダはどんなクマなのか?
第2章 新天地へ! コアラの祖先が生まれ故郷を出る――動物たちはどのように世界へ散らばったのか?
大陸が移動する?
大陸が分かれる? 運命共同体ができる
大陸がくっつく?
カンガルーやコアラの祖先も大陸を移動した
世代をかけた移動
動物に移動をうながすものは?
ヒグマが寒さから逃(のが)れたレフュージアとは?
寒いとできる陸橋(りくきょう)――マンモスもわたってくる
人類も移動する
ヒグマのはるかなる旅――北海道へ3度やってきた
気候変動と動物たちの移動
なぜライオンとゾウとサイは、インドとアフリカにいるの?
コラム2―1 北 海道のエゾモモンガとオーストラリアのフクロモモンガは、親戚(しんせき)なのか?
第3章 カバとクジラは近い仲間?――動物地理学から進化を考える
進化とは新しい種(しゅ)ができること
オタマジャクシからカエルへの変化は進化ではない!
ヒグマとホッキョクグマは別種(べっしゅ)?
アナグマの雑ざっ種しゅが見つかる
形からたどる進化
遺伝子からたどる進化――バクテリアも哺乳類(ほにゅうるい)も、時間を刻むDNA(ディーエヌエー)をもつ
系けい統とう樹じゅを利用する
移動が進化を生み出す
食がさらに進化を生み出す――水中から陸上へ
分断が進化を生み出す
動くことから分布までの連続性
ウマは走ることに進化した
陸上から水中へ戻もどったクジラ
クジラのかかとがヒント?
哺乳類(ほにゅうるい)の前に恐竜(きょうりゅう)が繁栄(はんえい)
巨大(きょだい)すい星の衝突(しょうとつ)と恐竜(きょうりゅう)の絶滅(ぜつめつ)
哺乳類(ほにゅうるい)の出番がやってきた
ホモ・サピエンスとネアンデルタール人
コラム3―1 動物は寒い地域ほど大きく丸くなる―「ベルクマンの規則」と「アレンの規則」
コラム3―2 植物も移動できる?
第4章 動物地理学から、人間社会を考える――外来種(がいらいしゅ)となったアライグマ、アメリカミンク
なぜアライグマが日本に?
なぜアメリカミンクが日本に?
外来種(がいらいしゅ)をつくったのは人間活動
オオカミからイヌへ
ヤマネコからイエネコへ
ペットや家畜(かちく)が生態系を乱す?
ロンドンの街なかにキツネ?――都市動物とは何か?/札幌(さっぽろ)のアーバンフォックス
東京に出没(しゅつぼつ)する「都市ダヌキ」
外来種(がいらいしゅ)ハクビシンが都市動物に
都市動物との共存
パンデミックはなぜ起こるのか?
過去のパンデミック
環境(かんきょう)の保全と動物地理学
ホッキョクグマと地球温暖化
コラム4―1 身近な動物地理学に参加するには?
おわりに
増田先生、おすすめの本!
索引
ゾウとサイとライオンが、インドとアフリカにいるのはなぜ? コアラの祖先はアメリカ出身? 昔は本州にもヒグマがいた!?――どこにどんな野生動物がいて、その動物たちは大昔から、地球のどこをどのように移動して、今いる場所にたどりついたのか? そんな疑問に答えるのが動物地理学です。たくさんの動物を例に、紹介します。

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