航空機内で起きた毒殺未遂事件、ロシア政府を揺るがす真相に迫る、危険な独自調査に密着!
"プーチンが最も恐れた男"に密着した緊迫のドキュメンタリー!!

市民の抗議デモに対する警察の横暴、メディアへの圧力…垣間見えるロシア政府の実態!
ロシアの強引なウクライナへの軍事侵攻が進む今、最もみるべき作品!

ロシアの弁護士で政治活動家のアレクセイ・ナワリヌイ。インターネット上でのプーチン政権への批判で国内外の注目を集め、若者を中心とした反体制派から熱烈な支持を寄せられ、"反体制派のカリスマ"と呼ばれている。自らも政党を結成し、モスクワ市長選に出馬し大健闘。やがて政権の最大の敵となった彼は、不当な逮捕を繰り返され、そして2020年8月、彼は移動中の飛行機内で毒物による暗殺未遂が起こる。病院側の反対を振り切ってドイツの病院へ移送され、奇跡的に回復を遂げたナワリヌイは、調査チームを結成。自分に毒を盛ったのは一体何者なのか?暗殺未遂事件の影に潜む勢力を、信じられない手法を用いて暴いていく。監督は、『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』がカナダのドキュメンタリー映画として初めてオープニング上映され、絶賛を集めたダニエル・ロアー。暗殺未遂事件の直後からナワリヌイや家族、調査チームに密着し、本作を極秘裏に製作した。本年度サンダンス映画祭にてシークレット作品として上映されると、あまりに衝撃的な内容で世界的な話題を集め、観客賞とフェスティバル・フェイバリット賞をW受賞。ロッテントマトでは、5/9時点で100%FRESHという驚異の高評価を得た。政府に抗議の声を上げることがいかに危険かというアクチュアルな実態に切り込んでいく本作は、まるでスパイ映画を観ているかのようなスリリングで予測もつかない展開の連続。強大な権威主義国家に立ち向かう闘いを捉えた、絶対に今観るべきドキュメンタリーである。